2月24日(2018)
晴。0-13℃。雨水・5候霞始[雲+逮](かすみはじめてたなびく)。北と南の空気が相争う。霞がたなびくにはまだ空気が冷た過ぎる。季節を先取りする点で候はよい。先人は季節感に敏感だった。 ○「菜の花畑に、入日薄れ、見わたす山の端、霞深し、春風そよふく、空を見れば、夕月かかりて、にほひ深し」美しい日本語。
○歌川豊国忌。六代目は2000年に亡くなったが、90歳を過ぎ大学に学ぶ。凄いぞ日本!何たる執念、何たる伝統保守。
○Mynews
①ピーターパンになった日本。「私は国会にいて痛感しますが、今の政府には借金を返す気があるようには見えません」夢から覚め、現実を見ろと。節約、移民、再分配、教育、多極、高価、農業。
②Seabed2030。海底地形図を作る計画がある。用途不明でも海底儀、見てみたい。
○荷風「矢立のちび筆」開き直って江戸戯作へ。「矢はずくさ」偏屈の源。「雪の日」さびしさ。
2月23日(2018)
曇。1-11℃。黄梅=小低木・枝分かれ・花が先・黄・6弁。
○神保修理忌(1868)幕臣の正統を自認する松平容保は弱体化した幕府を救う策は、王権と幕藩の合一しかないと考えた。合体政府で国を開き強国にする構想をもった。邪魔するのが攘夷を名目に倒幕を目指す長州。しかし、容保は長州攻めを主導したか、薩摩が長州と同盟するやそのシナリオは崩壊し革命戦となる。根がお殿様だから意気地がない、一転、敵わず恭順を決め込む。お前が知恵をつけた、と決めつけ、悪者にされた修理は切腹させられる。A級戦犯であるはずの容保は長生きして大往生。家来は辛いよ。
○Mynews
①情報洪水で買いたくない?ラジオで言っていた。違う、心を揺さぶるような欲しいモノがないのが真因。
②「性奴隷」。どんな正論を言おうが、日本は国際世論に負けている。ジタバタしない方がよい。ああ言わせないように相手の言い分を認めるしかない。
③荷風「元八まん」写生。
2月22日(2018)
雪、昼前に止む、曇。1℃→6。
○吉野ヶ里遺跡発見(1989)。My史観:有明海沿岸に縄文ムラが点在→1C頃、韓国・全羅南道からコメ技術を携え渡来人が渡海、地元人と混血し倭人クニが誕生。同様のクニが争い、2C後半に倭国大乱。卑弥呼の邪馬台国が統一(応神天皇)。このように夢想しているのだが。
○mynews
①「すみだ川」江戸。「畦道」法華経寺裏。「海洋の旅」長崎の外国人。「黄昏の地中海」欧羅巴に生きたら。「寺島の記」夢。「花より雨に」詩。
②労働裁量制。事実に基づく議論が良かった。ついでに、答弁は短くYesかNoで答えろ。
③NZは汚職が少ない。人口が500万に満たず。日本も分割すべき、もっともメシの種を探さねばならない。ちなみにNZは教育が種。
④現金を失くせといった論調には反対。電子社会の怖さを思い知れ-サイバー攻撃、プログラムミス、ネットワーク障害。
2月19日(2018)
晴。1℃→9℃。雨水第3侯:土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)。〈脉〉は筋や血管など長く伸びた状態を意味する。〈土脉〉とは、張った氷が溶け始め土が見えるようになる。もっとも都会では土が無い、また氷結する寒さも来ない。
○竹麦魚(ほうぼう):葉っぱの胸ビレ。明日葉。
○あさま山荘事件(1972)。立て籠ったものの、要求や声明など出さず、自決もせず逮捕される。不思議だ、狙いは何だった?。推測a.裁判での主張?→結果は美しくない仲間分裂に終始する。推測b.仲間の隆起を期待?→成功。海外で仲間が人質事件を起こし、1975年に坂東が「超法規」で釈放された。推測c.結局は、ただ死にたくなかっただけ・死ねなかっただけ=生存本能、これが答えか。
Mynews
①小平奈緒はなぜ強い。バネ→勝ちたい→毎日の練習の気づきをメモから改善点を見つける→必要なトレーニング→人前で発表し他の意見を聴く→究極のフォームを開発。これを守ることで自信化。スポーツの知見は何時も勉強になる。もう頂点を極めてしまった。次の目標は? では高梨沙羅が勝ち続けられたのは何故?今苦闘をするのはナゼ?。
②スボーツは素晴らしい。理屈無しの感動。つくづく思う、政治の愚劣。