晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

1月11日(19)

晴。冬型緩み横延び高気圧。ここ2週間ほど雨なし、空気カラカラ。1-13℃。沖縄で一週間早くサクラ開花。午前風あり。


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○News

◆毎月勤労統計16年間調査手抜き、なぜマニュアル変更?

○Idea

◆徴用問題で煽情と韓国が非難、対応に苦慮と主体能力Noneも。日本もムキになり過ぎ、背景には経済力の拮抗=韓の自信&日の追い上げられ。米中の対立と同根だ。なにせ平成に入って30年間私たちは成長していない。成長さなくてもよいとの覚悟もできない。

○Touch

◆春がすみ 井の上ゆ直に 道はあれど 君にあはむと た廻り来も(万1256)「へ」「もとほり」

@この流れの横の道を登ればわけ無いのだが、気持ちのよい春のことだ、回り道をして行こう。

*女に逢いに行くなら遠回りはしない、何か目的があるのだろう。お気に入りの花か木か?、敢え言わないで擬人化したのか?「もとほり」という古語が気になる。

◆我泪 古くはあれど泉かな

@老いぼれたオレでもこの感動に涙が絶えないことだよ。

*蕪村。敢えて具体表現しないで余韻をもたせる。

1月10日(19)

曇。高気圧幅広になりつつ。△1-6℃。夕方になってやっと晴れる。

小寒68水泉動(しみずあたたかをふくむ)。日の入りは延びている。


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 ○Touch

◆人こそは おほにも言はめ 我がここだ しのふ川原を 標結ふなゆめ(万1252) 

@いいかげんにしろ、あの川原に杭を打ち、囲いをしやがって? !オレのお気に入りの場所なのに、お上であろうと許せん。

*「おほ」=いいかげん、「ここだ」=とても、「しのぶ」=愛でる。庶民のホンネだ。 

◆月天 心貧しき 町を通りけり。「がつてん」

@菩薩さまが心卑しい人が住む町をお通りになった、住民ども改心せよ。

*蕪村の句。通説=煌々と照り気分が明るくなる月夜に貧乏人が住む惨めな町を通ったよ。 

1月9日(19)

晴。高気圧の縦縞やや狭し、風強そう。3-8℃。熊谷で初雪。ふきのとう。


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○Touch

◆あしひきの 山行き暮らし 宿借らば 妹立ち待ちて 宿借さむかも(万1242)

@日が暮れる、するとどこかから可愛い娘が出迎えてくれる、ニコッと笑みを浮かべ、今夜は私の家にお泊りください、そんな旅のアバンチュール無いかなあ。

*男の妄想、おれがそんなにモテるわきゃない、わかっちゃいるけど止められない。

◆そこひなき ふちやは騒ぐ 山河の あさきせにこそ あだ波はたて(古今722)

@オレの価値はオレたけが知っている、燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや。

1月8日(19)

晴。高気圧、超横広。1-13℃。無風、暖。


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○News

これはひどい。指定席券をもつ障害者を無理やり末席へ、差別だ、名古屋市CBCのホンネ「下っ端のバカめが!おかげでブラックにされた」。

○Idea

◆日本しだらないぞ。辺野古埋め立て中止求めホワイトハウスへ署名運動が20万、またもover the head、一方、日本人は他人事、安倍氏は珊瑚保護でウソくさい放言まで、それでも強行?。 ○Touch

◆裹もがと 乞はぱ取らせむ 貝拾ふ 吾をぬらすな 沖つ白波(万1196)「つと」「ひりふ」

@旅に出る家族が貝殻を所望した、約束を果たすため私は浜で拾っている、波よ暫くは立たないでくれ。

*昔の人は素朴。旅の土産に土地の貝殻などで喜ばれたのだ。心のゆとりあった。時間に追われる現代人とは大違いだ。「裹」の読み=カ、つつ(む)。

◆咲き疲れ ひれ伏しにけり 黄水仙

*松本たかし。咲く水仙が勢い失い、首を下げた姿を写し取ったのだが、自身の生命力とも重ね合わせている感じがする。「咲き疲れ」「ひれ伏し」。

 

1月7日(19)

冬型崩れ、高気圧の等圧線は幅広に。夕方5時まだ明るい。2-11℃。


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○Idea

◆昨12/20のレーダー照射事件、韓国はあそこで何をしていた、ひょっとしたら悪さを?。

○Touch

◆妹がため 玉を拾ふと 紀の国の 由良の岬に この日暮らしつ(万1220)「ひりふ」

@貴女への土産にしようと美しい貝や石を探し求めて一日をこの岬で過ごしたことだ。

*何もしない、何も考えない一日、現代人にこそ欲しい。古代人は心が豊かだった。

◆春雨に 振り込められぬ それもよし @晴耕雨読でいこうぜ!

*春雨、それもしとしと雨は独特、空気がどこか匂やかで心も穏やかになる。 

1月6日(19)

晴。気圧配置は縦型に。0-8℃。


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 ○News

◆大垣で隣人を殺め、職が見つからず、自暴自棄になり。大阪では2歳児を母親がバルコニーに追い出し転落死。人間なんだから感情コントロールをしよう、人に話したり、日記をつけよう、大事なことは溜め込まないことだ。

○Idea

◆映像公開は韓国を挑発?公開は間違いだと思う◆五木寛之は平成を曖昧な時代、養老孟司は煮詰まった時代と。吾は「トンネルの時代」と名づけよう。今年は抜けられるか。

○Touch

◆求食すと 磯に吾が見し 莫告藻を 誰しの島の 白水郎が刈るらむ(万1146)「あさりすと」「なのりそ」「あま」 

@オレが密かに狙っていたあの娘を他の男に取られてしまったよ、トホホ。 *「莫告藻」は日本書紀允恭天皇の記事に初めて見える。

◆いろいろの 恋をしくるる 嵯峨野哉(子規8792)

@夕間暮れ、一人で嵯峨野に嘆ずる、いろんなことがあったなあ、みな夢のようだ。

*正岡子規にもこんな経験があったのだ。 

1月5日(19)

晴。幅広高気圧に覆われる。1-16℃。暖、春のよう。


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○Idea

◆横浜の簡易宿泊所での火災、10階建てとは恐れ入る、楢山節考深沢七郎)を思い出す、商売のネタ化している現状が切ない。

○Touch

◆難波潟 潮干に立ちて 見渡せば 淡路の島に 鶴渡る見ゆ(万1160)

@あの鶴のように私の人生も幸くあれかし。

*写生の歌。感じ良い。鶴は人間に近いところで生活する。鶴は幸運・長寿のシンボル。鳴き声を愛された

◆凩や 星吹きこぼす 海の上(子規8772)

*「星吹きこぼす」がいい。作者は船で海上にいるのか、寒さが伝わってくる。