12月6日Sun(20)
晴。5-14。
「何故にこの興奮はやぶさ帰還」「言い足らず俳句に7+7」「言い過ぎ短歌を五七五に」「狐憑いて蕪村才能を発揮せり」@中島敦の「狐憑」を読んで。蕪村は40歳を過ぎて突然詩才を発揮。「蕪村には寂しさを詠んだ句が無い」。
★対コロナ身をすくめてばかりはいられない@GoToライクは必要悪と見ねばならん★人々の大都市離れ?@コロナ恐怖の一過性orトレンド?
◆何事も 待つとはなしに 明けくれて 今年も今日に なりにけるかな(源国信)
*「何らかを 待ちながら過ぎ また一歳」「いったいに 我はなにをか 待ったのか」
◆菜の花や 月は東に 日は西に おぼろおぼろに 房総の海(蕪村+)
@「うらうらと 日暮れぬ春に 気も長く」
◆水無月や 鯛はあれども 塩鯨 大輪牡丹より 野辺の蒲公英(芭蕉+)
@「A級より B級を好む 我に居る」
12月4日Eri (20)
晴。4-12。「朝寒さ詩腸も氷る気分かや」。
「国民の半数がGoTo利用だと」@実感と違う。
◆住まばやな 峯のしきみの 花を折り 谷の水くむ 山の小寺に(源仲正) *「山奥の 小寺の守に 暮らしたや」
◆地下で五年 地上でひと月 セミの生
◆余生など 生き物に無い ヒトだけだ
12月3日Thu(20)
曇。6-11。暖かさは無し。
「蕪村は体験だけじゃない空想も」@芭蕉は体験主義、だから旅をした。蕪村は読んで描いて空想して作句した。「蕪村は本を読んでいろいろ妄想したのでは」。
★「桜」前夜祭、起訴秘書は罰金刑で落着か、安倍は無傷か。
◆鮓を圧す我れ 酒醸す 隣あり 正月備え 着々と(蕪村+)
@十七文字の 物語なり 蕪村の句
◆宮城野の 萩更科の 蕎麦にいづれ 秋の軍配 上げるべしや(蕪村+)
@いづれで句切れ 不思議な句なり 蕪村の句
◆行く春や 鳥諦き魚の 目は涙(芭蕉)
*「旅の別れ 鳥泣き魚の 目は涙」
@「上の五と 七五は意味が切れ 駄句と見る」
◆蚊帳釣りて 翠微つくらん 家の内(蕪村)
*「蚊帳吊って 青山つくらん 家内に」
@「物語 句の真骨頂 名句なり」
12月2日Wed(20)
曇。6-9。1月時分の寒さ。
「真結びの足袋はしたなき給仕かな」(蕪村)@意味不明。
★GoToは失政じゃないが時期がまずかった@愚昧な大衆に油断を呼んだ、国がお墨付きとの誤解、それでも欧米を見ればまだマシ、韓国はよくやっている。
◆種まきし わが撫子の 花盛り いく朝露の おきて見つらむ(藤原顕季)
*「咲いた咲いた わたしの撫子 花盛り」
◆河童の 恋する宿や 夏の月 ひと目だけでもと 少年の恋(蕪村+)
◆塚も動け わが泣く声や 秋の風 君に会うを 楽しみにせしを(芭蕉+)
◆鮎くれて よらで過ぎ行く 夜半の門 心遣いや 染むやこの身に(蕪村+)