晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

11月19日(2017)

晴・曇・快晴、暖春のよう。南北朝時代終結(1392)。季節の花は磯菊「浜菊の蕾明るき総の海」

○鬼越で下車、車窓で見かけた杜へ歩む。鬼越鬼高鎮守の神明社。創建は600年前。人気のない境内に石蕗が一輪色を添えていた。線路を渡り神明寺あり。境内に樹齢700年の銀杏の巨木あり。「小栗判官官馬つなぎの樹」とあり。この辺り、線路の際に家屋密、どこか時間の遅滞を覚える、戦災を免れたかにみえる。八幡・「永井荷風展」へ。彼は逃げの人生一貫。時代・家・家族・名声・女・友情…から逃避しまくる。執着したのは過去と金銭だった。