晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

12月4日(2017)

晴・曇。平安京に新都(795)。長岡京遷都から僅か9年の後。桓武は天智系の中興の祖。彼は奈良の地に溜まった百年間の天武係政治の権益から逃れようとまず長岡の地に遷都する。しかし推進者の藤原種継(式家)が暗殺されてしまい計画は頓挫する。そこで和気清麻呂が現在の京都を選んで平安京とした。 古代史は文字通り生きるか死ぬか、殺すか殺されるか、という殺伐として時代であった。政治的妥協という選択肢はなかった。古代人は現代人より野蛮だった?でも万葉集はあんなに美しい、この落差。 ○杉江盛也氏、両親・忠雄兄の墓参。園内人影無し。帰りは久住周りのバス。延々と無人の色の薄れた里を行く。冬ざれや寂寺の門を見ゆ。

新勝寺。釈迦堂の橘。成田山公園の黃葉。光輪閣の長坂猪之助の獅子を撮る。 

○世界中で法人税の引き下げ競争が起きている。しかし彼らは溜め込むだけで投資・賃上げに回さず、金融市場にタレ流すだけ…そう見えるのだが。