晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

12月6日(2017)

快晴。舎人親王忌(735)。天武の最後の生き残り皇子。不比等藤原氏の台頭を支援、身は繁栄、息子は皇位淳仁)に就くが廃帝の憂き目に。古代人の盛衰、まさに怒涛のようだ。日本書紀の編さん者である。

○トランプがイスラエルに肩入れして首都と認め、大使館をエルサレムに移す。一見、不可解な判断という印象だ。パレスチナイスラエルの占領下にあるのは事実だ。それを追認するということか。喧嘩した相手にオレが勝った、だからオマエは出ていけ、というようなもの。負けた側にも理屈はあるのだ。  過敏症ぎみの市場はドル安・株安となる。とくに日経平均は、今年最大の450円下げた。但し、円高はさほどでもない。大勢従順なニッポン人らしい。  市場が動揺するのは先行き不透明なため。①まず可能?米だけが孤走している感じだ②イスラムが納得?パレスチナ政府はどうなる?周りのアラブがどう出るか、見放すのか?また泥沼になるのでは?判らないことばかりだ。  

 今回の判断は米の国是だ。米は伝統的に親イスラエル。なぜ?①中東に介入するための橋頭堡②金儲け・事業創造・献身という国民精神の類似性③滅亡の危機に抗う民族への賞賛・支援④自国政官財にユダヤ系勢力、人口も500万人⑤トランプルの人気取り?ユダヤ人のエルサレム帰還を支援するキリスト教保守派におもねる…。判らん。

 以下は邪推。トランプルは誰かに株で儲けさせているのでは?まあ結果として格好の休み相場となった。