晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

1月14日(2018)

快晴。日向屋内では春のよう。徳川光圀忌(1701)。父親は堕胎を命じたが、家臣が隠して出産させた。その鬱屈からか、少年時代は素行が悪かった。辻斬りや吉原通いなどもした。転機は18歳で読んだ「史記」だった。歴史の重要性に目覚めた。元来が聡明だから気づけば行動は明確。 修史に取り組んだ。それが「大日本史」。しかしとりあえず完成したのは没後15年のことだった。しかしその成果は大きい。近代日本を創った。家康の孫でもただのボンボンに非ず。歴史の価値を重んじ生涯をかけて日本史料を集めた。死後に完成した大日本史は維新明治の基礎となった。

○安倍が世界を飛び回り日本をPRしている。素直にご苦労様と言いたい。しかしどこでも北朝鮮の脅威を声高に言い募るのはどうかと思う。はるか離れたバルト三国にとってホンネはプライオリティの低い問題。賓客が言い張るのだから「お説ごもっとも」と調子を合わせるだけでは?。

○「メモリーズ・オブ・ユー」。月が明るく照る夜空、屋根の上で物憂げにクラリネットでこの曲を吹いていた。「ベニーグッドマン物語」。