1月15日(2018)

快晴。小寒-雉始なく［句+隹］（きじはじめてなく）。羽毛の美-緑・紺・水・白。 

○コロンブス最初の航海（1493）。後にアメリカ大陸を発見することに。中世は冒険商人がわが世を謳歌しさた時代。彼はジェノバの貧しい職人の家に生まれながらに海が好きで商人団に加わる。手近な交易には飽き足らず冒険航海に憧れる。僧院を尋ね、地球の丸いことや世界地理などを学ぶ。そのなかコロンブスはインドに遠征して金や奴隷を略奪するという誰もしたことのない冒険旅行を思いつくがもちろん金はない。そこでまずポルトガル王室に提案するが失敗。めげない彼は、隣のスペイン王室に売り込みを図り契約成立、船で旅立った。条件は現地の財物は王室へ、統治はコロンブス本人というもの。何とも自分勝手且つ超楽観だ。この時代、大航海時代とは綺麗事、当たるも八卦・当たらぬも八卦、個人も国も運任せ、出たとこ勝負のギャンブラーであった。裏返せば、何でも有りの面白い時代。完成し過ぎて息苦しい現代人からは羨ましく映る。 ○MD168。年初以来の上げ根拠なし。