晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

9月5日(18)

朝は強風、雷雨。545に嵐止む。26.2-31℃。

 ○Idea

◆革新者が出てこない、ニッポン覚醒せず。泰平の眠りを覚ます上喜撰ただの一杯でも来てほしい。

○Touch

◆人言を 繁み言痛みおのが世に いまだ渡らぬ 朝川渡る(万116)

@とうとう踏み出してしまった。もう何があっても構わない、貴方と越えたい朝川を。

*但馬皇女の作歌だ。序詞に、但馬が高市皇子の宮に居た時に、密かに穂積皇子に通じたとある。密通だ。高市と但馬は事実上の夫婦関係にあったのかも。その頃、高市皇子太政大臣で、草壁・大津皇子亡き当時、王族筆頭の地位にあったから、怒りに触れたか?。ただ疑問がある。本当に但馬皇女が作ったのか?どこか第三者的な冷静っぽい歌風だ。また燃える女の情念をわざわざ歌にして残すだろうか?。プロの宮廷歌人が何らかの目的で但馬の名を借りて作歌したとしか思えない。私の妄想からはどうしても持統天皇(讃良)が離れることはない、子の草壁・孫の軽を皇位につけたい女の執念が。姉の子の大津皇子を謀反の罪で失脚させ死に追いやったのも持統の陰謀と見えてしまう。ライバルは少ないほど好いのだ。穂積皇子も嵌められた?

◆うつむくは 思案に似たり 百合の花(子規)


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