晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

9月10日(18)

曇。27.0-30 ℃。夜明けに雨、そのせいか蒸し暑い。夜に入って涼。石位寺の三尊石仏、重要文化財だから歴史的に意味があるのだろうが、文句なしにお姿が素晴らしい。


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○Idea

◆シャイペ(1750頃)はバッハ(1720頃)の音楽を「時代遅れ」と批判、古典派の息吹。

◆今年は蝉の声を聞かないと思っていたが、猛暑、大雨の異常との関連もあるらしい。

安倍氏は北海道地震災害のなか、総裁選のなか、何故プーチンに会いに行った?。

◆「オール電化」=一極集中、電気依存。人間は馬鹿。

○Touch

◆世の人の 及ばぬ物は 富士の嶺の 雲居に高き 思ひなりけり

@富士の高嶺に立ち上るあの煙の何と気高いことか、現世に生きる私たちに足りないものは、あの堂々とした正直さなのだ。

*村上天皇の作。皇位には就いたが、若干20歳の哀しさ、外戚藤原氏ばかりか、父上皇や母親が政治に口出し、雛人形状態に置かれる、世の混乱を顧みずに。それでも村上天皇は骨があった。関白を置かず、藤原氏軍団の政治介入と闘う、孤軍奮闘の形だったが。現実は綺麗事の裏に隠された我欲ばかりじゃないか、世相は混沌とするばかりなのに、悶々とする天皇の御歌である。ちなみにこの方は「後撰和歌集」編纂を命じた歌壇の庇護したことでも知られる。万葉集に始まるこの国の詩歌文化が今に残るのは、こういう先人のおかげだ。