晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

10月1日(18)

晴。昨夜半から台風暴れる。24-32℃。 

○News

◆沖縄、55%支持で圧勝。選挙中、メディア予想は全滅。無党層が玉城支持、自公でも反乱、落選自民は「基地」隠し、それでも辺野古進める?改憲ゴリ押す?。

○Touch

◆託馬野に 生ふる紫草 衣に染め いまだ服ずして 色に出にけり「たくまの」「むらさき」「しめ」「へず」(万395)。

@貴方の任地にあるというムラサキで染めたように私は貴方の虜になってしまいました。まだお仕えもしていないのに、お慕いする私の気持ちが皆に知られてしまいました。

*題詞に、笠郎女(をとめ)が大伴家持に送った歌とある。万葉集第三に収録されるが、編者自体が家持だ。この歌をどう解釈したらよいか?

◆わがまたぬ 年はきぬれど 冬草の かれにし人は おとづれもせず(古今338)

@寄り道をして伺いますよと言った友はまだ来ない。今日が明けたらまた一つ歳をとる、憂いことだ。新年などこの歳になると少しも目出度くない。そんな老いを忘れ、今宵は旧友と昔語りをしようと思ったのに。

*題詞に、「ものへまかりける人をまちて、しはすのつごもりに」とある。