晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

11月4日(18)

高気圧下だが台湾の辺りに低気圧、太平洋に雨雲。11-19℃。


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○漂流日本人

◆津太夫-1744仙台藩にて生、1793石巻から江戸に向け出航、嵐に遭遇。1794アリューシャン列島ウナラスカ島に漂着。1796イルクーツクにて7年間を過ごす。1803ペテルブルグ。1804 ロシア使節船で世界一周-コペンハーゲン、ファルマス、カナリア諸島、サンタ・カタリナ、ホーン岬、マルケサス諸島、ハワイ諸島を経てペテロパウロフスクへ戻る。

○Touch

◆草まくら 旅には妻は率たれども くしげのうちの 玉をこそ思え(万635)「いたれ」

@確かにこの旅に妻を連れて来てはいるけれど、君は特別なんだ、愛してる、オレの気持ちを解ってくれよ。

*任地へ向かう途中であろうか、女を見初める。女もまんざらではないが、男をからかって「宿に奥様がお待ちですよ」という意味の歌を贈ったことへの返事。よくこんなやりとりが残ったものだ。万葉集は大人の戯れSNSか?

◆破れ壁 笠おしあてて 夜寒哉(子規797)

@泊まる所もない山中で日が暮れてしまった。この荒れ寺で一夜を明かそう。