晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

12月4日(18)

晴。日本海に気圧の谷・低気圧、南から暖かい空気が。各地で夏日。12-23℃。夕方より南風強い。艶あリフキの葉に似る石蕗。椿と共に冬の神社に似合う。


f:id:Mrhiyorigeta:20181206082927j:image

○News

民進党への交付資金を希望、立憲民主へ。使えないなら国へ返せ!これだから駄目なんだ、安倍自民の傲りを呼ぶ。

○Touch

◆湯の原に 鳴くあし鶴は わがごとく 妹に恋ふれや 時わかず鳴く(万961)

@湯治場の葦原から姿は見えないが、悲しそうに鶴がしきりと鳴いている。私のようだ、お前も死んだ妻を偲んでいるのか。

*大伴旅人。赴任地の太宰府で長年連れ添った妻を病で亡くす。旅人は傷心を癒やすため、二日市温泉へ湯治に出向く。鶴の鳴き声はどこか物悲しさを感じさせるもの。万葉集には他にも亡き妻を悼む歌が収録される。あれほどに愛された大伴郎女とはどんな人だったのだろうか。

◆夕ぐれは 雲のはたてに 物ぞ思ふ あまつそらなる 人を恋ふとて(古今484)

@深まる秋、夕焼けの空を見る、人恋しいなあ。

*「はたて」がよい。「果て」だと語調の収まりが悪い。