晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

2月12日(19)


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晴、午後曇る。青空にきず一つなし玉の春(一茶)。低気圧去り、西高東低に。北風あり?→風なし。3-10℃。この時期の気温だ、晴れれば暖かい。

○Idea

◆ホンソメワケべラという魚は自分を認識するという◆植物の眠りの原因アブシシン酸。

○Touch

◆ひさかたの のどけき空に 酔ひ臥せば 夢も妙なり 花の木の下

@花見酒を飲りこの桜の下で寝転んでいると見る夢も格別だ。

*西行は桜の下で死のうと思った。良寛は酒盛りをし昼寝をする。彼は思い出に拘泥しないし、食欲も旺盛、自殺するtypeではない。

 

◆門に立てば 酒乞ふ人や 帽に花

@漱石が自宅の門の前に立つていると、瓢を下げたほろ酔いの男がやって来た。ここらに酒屋はないかと聞く。見ると頭に桜の枝をかざしている。万葉の花人のような趣に打たれ、思わず家の酒を持たせてやったことだよ。

*俳句や歌は、究極の詩。読み手の自由な解釈ができるのが良い。何しろ超short。小説のまだるっこさが無い。