晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

3月11日Mon(19)


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雨。午前から晴。低気圧が通過。9-16℃。 啓蟄8桃始笑(ももはじめてさく)。

○Idea

東日本大震災1446(2011)◆「お聞かせします」失礼だ、NHKバロック(関根)◆春蘭や尼に眉間のしわはなし(静塔)@オレは捻じれてる◆「絵が見える」よい句歌の条件。

○Touch

◆大船の 香取の海に  錨おろし いかなる人か ものおもほざらむ(万2436)

@家庭をもって何事も起きずに暮らす日々、何か物足らない、オレの望む生き方とは違う、こう思い悩むは自分だけか。

*だから人は旅に出る。

 

◆てふやてふや汝とならばどこまでも(子規)

@蝶よ陽気のよいこの日、ひらひらとお前はとこに行こうとしているのだ、思わずついて行きたくなる、そんな浮き浮きした春の日永だ。

*軽み、ユーモア感。いい句だ。 *蝶は他の昆虫とは心理的に別格。生命、生死を考えさせられる。「初蝶やいのち溢れて落ち着かず」(瀧春一)「蝶追ふて春山深く迷ひけり」(杉田久女)「命日の墓地に蹤きく来る揚羽蝶」(堂本ヒロ子)。