晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

4月2日Tue(19)


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晴。3-12℃。朝冷える。北中心の高気圧 、等圧線は立ち、大陸の冷気に晒される。

○Idea

◆教養人が酒宴に集い一日の春を寿ぎ歌合をした、「令和」は この故事に拠る。雅、文化、遊び、友好の香り…、和と文化を提唱、新元号が気に入った。ただ読み方としては、「れいわ」より「れいな」の方がいい◆万葉集からの元号、台頭する中華帝国への対抗?読み過ぎ?。

○Touch

◆春されば まず咲く宿の梅の花 ひとり見つつや 春日暮らさむ(山上億良、万818)。

@梅は春の到来を真っ先に告げてくれる花だ、私は独りでこの花を味わい春の一日を過ごそう(旅人さん、あなたは独りじゃないよ)。

*新元号「令和」の出典となった序文に続く815以下32首には、平凡なものばかり。選者がどうして万葉集のこの部分に注目したのか?。唯一の秀逸がこの山上億良の歌だ。妻を亡くした大伴旅人への気遣いとも読み取れる。「吾妹子が植ゑし梅の樹見るごとにこころむせつつ涙し流る」(大伴旅人、万453)。

◆白梅の 一途なる白 生きねばや(斉藤東風人) *梅はゆっくりと咲き続け、ゆっくりと散ってゆく。特急花の桜とは対象的。