晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

5月12日Sun(19)

15-22℃。朝霧。上空に寒気。湿気多い。東風。夕方には北風に。

 ○Idea

◆「母の字は家を支える女の意」。「母の日や母性にまさるもののなし」(岩田登世)◆消費増税、自公説得力なし、NHK討論を聞いて◆見苦しは釣り銭探る自販機で。

○Touch

◆行く水の 末はさやかに あらはれて 川上くらき 月のかげかな(香川景樹)

@月光の下流はくっきりと明るい、比べて上流はモヤに包まれたように暗く霞んでいる。この幽玄の世界よ。

*月照流水。一等の水墨画を見るようだ、感情など余計なことを言わず、ただ見た(想像した)光景を描写しているだけ=調子が高い。彼は川を見下ろす丘の上に立っている、眠れずにいるのか。「末明き上幽玄の月の水」。

 

◆なに喰うて 小家は 秋の柳陰(芭蕉

@人は何をしても生きていくものだなあ。何のために生きるなかって、生きてるからさ、

*季節は晩秋の火点し頃、川岸に葉の落とした柳の木陰に一軒の粗末な家がポツン。柳は逞しい生命力をもつ、