晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

9月2日Mon(19)

曇。32℃。夏の高気圧に覆われる。日本海側に雨雲。

   

○Idea

◆「住吉の小集楽にい出てうつつにもおのが妻すらを鏡と見つも」(巻16、3808)すみのえ、おずめ@かがい。鏡=貴重だ。読み人知らずの歌、庶民でもこんな歌を作ってしまう日本人の詩的能力◆日本語の音韻=2wで七五調or五七調=和歌・俳諧の構造。

◆むつとして戻れば庭の柳かな(寥太)=子規が「俳句の初歩」で酷評=「厭味の頂上たり」。私は気に入っていたのだが。非写生で身辺句だからか?。

 

○Touch

◆あさがほを はかなしと思ひけん 人をも花は さこそ見るらめ(藤原道信) @生の儚さ。

 

◆秋の蚊や 親にもらふた 血をわけん(子規)

@血を分けてやってるんだ *軽み、可笑しさ。