晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

9月14日Sat(19)

晴。27℃。南に低気圧。まだ秋の空にならず。

 

○Idea

◆佳句「梨の花月に書よむ女あり」*梨だからいい。桜じゃ駄目だ、月で生きる、太陽では趣が出ない、月はwhy文化?=月は煌々・朧・満月・三日月etc表情あり、太陽は照るか隠れるかのみ。

○Touch

◆なき玉や ふりにし宿に かへるらん 花たちばなに 夕風ぞふく(心敬) @橘の香りに誘われあの人が帰ってきたののだろうか。

*彼は夕闇のなか故人を偲んでいる。橘の香りとあえて言い切らない。

 

◆菜の花や 鯨もよらず 海くれぬ(蕪村)

@何もない長い春の一日が終わる。 *"事件"が起こらないのだから本来詩は生まれない、ここが天才だ。「菜の花や快晴無風とだけ日記」。