11月2日Sat(19)
晴。11-20℃。
○Idea
◆小春:「小春日の天鈿女命かな」(小野さとる)。「小春日のあり余る日の影を恋ふ」(稲畑汀子)「小夏ともいふべくありて小春かな」(林翔)。「何かゐて小春の池の水ゑくぼ」(能村登志郎)。小春凪。小春空。小春風。影のかたまり◆森喜郎が仕掛けた?「あの女からマラソンを東京から奪ってやろう。可愛い聖子の手柄にもなる」◆古今集。
○Touch
◆物おもへば はかなき筆の すさびにも 心に似たる ことぞ書かるる(京極為子)
@こうして筆を取って髪に向かうと、絡まる糸のように、頭の中でモヤモヤとした思いがほぐれて物語となって表れてくる。
*こういう境地になりたいものだ。村上春樹氏などはこういうように小説を書いているのか?。技巧を用いず心象をストレートに露出する。
◆蜜柑を好む 故に小春を 好むかな(子規)
*わかりやすい。こうして考えると古今調(通俗の)だけが異常だったのか?