晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

12月7日Sat(19)

曇。5-6℃。今冬最寒。大雪61閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)。

 

○もど句

★五七五で物語を作ろうか@夢枕獏は17文字てSFに挑む★枇杷の花我が世の冬を敵の留守★二個の月既に当たり前あの世界@1Q84は続編がある★血を吐いて詩道を行くやほととぎす@子規は22歳で立身を諦めた★境内の傷なき白砂に葉二三片★木伝いに小鳥来鳴く朝身を潜め★まだ僕は白たんぽぽを探してる★たましいも冬籠りして春を待つ★子ども顔長きひと日を使いきる★冬てっぺんと言いきって枇杷の花。

 

○Touch

◆へだてつる 垣ねの竹も 折れ伏して 雪に晴れたる 里のひと村(飛鳥井雅孝) @真っ白な野原だ。

*「富も貧も ただ白野原 雪晴れる」

 

◆ほつちりと 味噌皿寒し 膳の上(子規)

@菜は焼き味噌だけ、寒さが募る。

*「焼き味噌の 盛りきりめしの 旨さかな」