晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

12月24日Tue(19)

晴。

○もど句

★傷も無し律儀顔なる冬の空(「散る雪も行儀正しやけさの春」by一茶)★風に乗りふうわりふうわり紙衣かな(「ちりの身のふはりゝと花の春」by一茶)★楽し道誰待つでもなくに片心(「朝夜さを誰がまつしまそを片心」by芭蕉)★それにせよこの青天井蕪村なら何と詠む(「芋洗ふ女西行ならば歌よまむ」by芭蕉)★惜春の心白しや花いちご。

 

○Touch

◆長月や 雲ゐの秋の こととはん 昔にめぐれ 菊のさかづき(後宇多院

*「今は昔華やかな夢かけめぐる」「こととわん雲ゐの秋の菊の宴」「無常なり大宮びとの菊の宴」。

 

俳諧の はらわた見せる 紙衣かな(子規)

*「紙衣着て芭蕉に隣る心かな」「風流の気分に親む紙衣哉」「俳諧の心は旅に紙衣かな」。