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★「地の底に在るもろもろや春を待つ」(松本たかし)@凡庸だ。漠然としている、絵にならず→「地の底に在るギフチョウや春を待つ」。★「水仙に今様の男住みにけり」(子規)@漠然とし意味不明→「水仙にむつけき男住みにけり」。
◆しづかなる 老の心の なぐさめに ありしよりけに 花ぞ待たるる(鷹司基忠)
*「老い心若きころより花を待つ」。「わくわくの心をもって生涯青春」。
◆にほひある 衣も畳まず 春の暮(蕪村)
*「もの憂げに衣も畳まず春日長」。残り香伝わる句だ、さすが蕪村。
◆汐越しや 鶴はぎぬれて 海涼し(芭蕉)
*見事だ、芭蕉は涼しさを描き出した。