晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

1月30日Thu (20)

7-16℃。

 

★「地の底に在るもろもろや春を待つ」(松本たかし)@凡庸だ。漠然としている、絵にならず→「地の底に在るギフチョウや春を待つ」。★「水仙に今様の男住みにけり」(子規)@漠然とし意味不明→「水仙にむつけき男住みにけり」。

 

◆しづかなる 老の心の なぐさめに ありしよりけに 花ぞ待たるる(鷹司基忠

*「老い心若きころより花を待つ」。「わくわくの心をもって生涯青春」。

 

◆にほひある 衣も畳まず 春の暮(蕪村)

*「もの憂げに衣も畳まず春日長」。残り香伝わる句だ、さすが蕪村。

 

◆汐越しや 鶴はぎぬれて 海涼し(芭蕉

*見事だ、芭蕉は涼しさを描き出した。