2月1日Sat (20)
晴。4-11℃。
★我が国は中国人の排斥はなし@温和かまたは無気力か日本人★写生あるのみ子規の俳諧@ただ観るのではなく感動が欲しい、彼は芸術人ではないか★新型肺炎拡大中@中国感染1.1791万人、死者259人。
◆霞たつ 山わけ衣 さくら色に みだれてそむる 花のしも風(藤原為家)
*「花散るさくら色なり我が衣」。"春霞の中を歩いている、桜が散っている、私の着物も桜色に染まりそうだ"。桜吹雪の中を歩く絵が浮かぶ。
◆下駄買うて 箪笥の上や 年の暮(荷風)
*「正月用の下駄を買い年の暮」。「気難し荷風さんも春を待つ」。"正月用の下駄を買った、なぜかワクワクして箪笥の上に飾ってある"。
◆梨の花 月に書ミ読む 女あり(蕪村)
*「月明り文読む女ちょと惚れた」。浮世絵の美人画見るような一句。
◆賤の子や 稲摺りかけて 月を見る(芭蕉)
*「名月を愛でる心やかれも人なり」。これや芭蕉の美学なり。