晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

2月3日Mon(20)

5-13 。

 

○Touch

◆波間より 見ゆる小島の ひとつ松 われも年へゆ 友なしにして(飛鳥井雅有)

*「ご同輩我も友なしひとつ松」。前3句は叙景、後2句は叙心、わかりやすい。しかし和歌はやや説明的で切り口鈍い、

 

◆釣鐘に とまりて眠る 胡てふ哉(蕪村)

*「胡蝶さえ居眠る今日の春日かな」。切り口の鋭い句だ。

 

水仙や 白き障子の とも移り(芭蕉

*うす墨画を見ているようだ、四畳半の部屋、床の間に水仙の花、障子は閉められており日光は届かずやや薄暗い。