2020-02-27 2月3日Mon(20) 5-13 。 ○Touch ◆波間より 見ゆる小島の ひとつ松 われも年へゆ 友なしにして(飛鳥井雅有) *「ご同輩我も友なしひとつ松」。前3句は叙景、後2句は叙心、わかりやすい。しかし和歌はやや説明的で切り口鈍い、 ◆釣鐘に とまりて眠る 胡てふ哉(蕪村) *「胡蝶さえ居眠る今日の春日かな」。切り口の鋭い句だ。 ◆水仙や 白き障子の とも移り(芭蕉) *うす墨画を見ているようだ、四畳半の部屋、床の間に水仙の花、障子は閉められており日光は届かずやや薄暗い。