晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

1月3日(2018)

快晴。夕から風寒い。藤原道長忌(1038)。晩年ライバルを排除した後、月欠けること無しと、わが世を謳歌し天皇と並ぶ威勢に生きた人。ただ最初から順風満帆ではなかった。他の朝臣・兄弟・親戚・…。5男の道長には沢山の政敵がいた。権謀術数でそれらを追い落としての天下だった。運と時勢の見極め、忍耐、諦めない意思、現代人からは想像できない上昇指向の執念だ。生命力もあった。判っているだけで妻は5人、子は12人もいた。それにしてもこの時期、天皇の権威など全くなし。歴史上でも異例の時代だ。