晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の風

「母ちゃんよ 今はどのへん 春彼岸 みんなで待ってるよ ごちそう揃えて」(関洋子+) 「とくとくと 垂りくる酒の なりひさご うれしき音を さするものかな」(橘暁覧) @「とくとくと 嬉しい音の 鳴りひさご」 「朝清め おこたりもなき 大寺の 庭の砂子に …

今日の風

「奥山の 真木の板戸を おし開き しえや出で来ね 後は何せむ」(知らず、万2519) @「踏み出そう なんとかなるさ 風頼み」 「犬の仔を 負うふた子供や 桃の花 小さくてもわたし 犬のお母さん」(正岡子規+) 「さびしさの うれしくもあり 秋の暮 酒を呑んで…

今日の風

「二荒や 紅葉が中の 朱の橋 入日に映えて 秋盛んなり」(蕪村+) 「鍋さげて 淀の小橋を 雪の人 今宵は湯豆腐と 決め込まん哉」(蕪村+) 「こと足らぬ 身とは思はじ 柴の戸に 月もありけり 花もありけり」(良寛) @「われは富者 月もありけり 花もあり」

今日の風

「世を捨てて 山に入る人 山にても なほ憂きときは いづち行くらん(古今956) @「世捨て人 それでも憂きときは どこへ行」 「しきしまの 大和心の おおしさは ことある時ぞ あらわれにける」(明治天皇) @「大和心 ことある時ぞ 現れる」 「ひさかたの の…

今日の風

「けふのみの 春を歩いて 仕舞いけり」(蕪村) @「今日だけの 春を歩いて しまわんや 陽良し風良し 草樹みな良し」 「くれなひの 七の宝を もろ手して おし戴きぬ 人のたまもの」(良寛) @「両手して 人の賜物 おし戴きぬ」 「新しき 年の始めに かくしこ…

円の購買力が減ったっていい

それより北京オリンピックで印象に残ったのは、日本の選手が皆、好かれていることだ。エコノミックアニマルで世界に嫌われるより、こっちの方がよっぽど価値がある。 ○今日の歌 「浮草の 生ふるみぎはに 月かげの ありとはここに 誰か知るらむ」(良寛) @「…

どうしても理解できず

包囲して拳を振り上げ脅し上げる。その心理が理解できない。大胆というか、乱暴というか。喧嘩には双方ともそれなりの背景があるのだろうが、少なくともラフマニノフやトストエフスキーを生んだ国とは思えないのだ、 「水のおもに あやおりみだる 春雨や 山…