晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

始まれば 有頂天になるさと なめられて

「山里は さびしとばかり 言ひすてて 心にとどめて 見る人やなき」(正親町実明女) @「田舎をば 寂しとばかり 見切り捨て 都に住まい 顧みること無き」 「雪降って 山の形や 顕わるる」

わが内なる月

「すみのぼる 心にすめる 月を見て 月を忘るる 秋のさ夜中」(正徹) @「澄みわたる 心に住める 月を見て 月を忘るる 秋のさ夜中」 「さし籠る 葎の友か 冬菜売り」(芭蕉) @「よく来たね ちょいと話でも していかないか」

出来たての爽やかな風の吹くことよ

つつじ咲く 人の絶えたる 春の暮 それとはなしに とまるながめや 霧しぐれ 富士を見ぬ日ぞ おもしろき 心に絵を描き 我は絵師となる