晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月23日(2018)

快晴。昨日の雪は夜半に止む。脅かされた割には大雪にはならず。晴れると暖、昨日の雪は溶ける。「日の当たる窓の硝子や福寿草」(永井荷風)。陽が陰ると花を閉じるという。 ○北原怜子忌(1958)。「蟻の町のマリア」。天使である。戦後混乱の真っ只中、元…

1月22日(2018)

曇。昼前から雪になる。今冬初の積雪。船橋は都心に比べると雪量は少ないようだ。それにしても久しぶりの大雪感。早帰りのため鉄道駅は混乱の様子。今週は大寒波の天気予報。 ○大久保清忌(1976)。社会を震撼させた連続強姦殺人者。父親は子どもの眼前で女…

1月21日(2018)

快晴。鑑真来日(754)。生地中国で功成り名を遂げた54歳で渡日を発心。「誰も行かないなら自分が行く」。5度の失敗にもめげず、6度目で念願を果たした。その時、66歳。両眼は航海の苦難で光を失っていた。彼の執念を支えたのは何だったのか? ○Mynews ①73歳…

1月20日(2018)

曇・晴。大寒-款冬華(ふきのはなさく)。蕗の花は春の訪れの象徴。寒さは無し。 ○Mynews①インドが中国全土を射程のミサイル実験。中華の大国は北・東・南に難をもつ②フランスが徴兵再開、狙いは何か?③米軍ヘリ飛行で事実認定日米食い違い。初めての事態 ○…

1月19日(2018)

晴・曇。暖、来週からは寒波到来と。 ○Mynews①沖縄の小学校にまたヘリ、約束したはずなのに。「❴あまりに❵あってはならない」、「❴極めて❵遺憾」と日本政府。❴ ❵部分以外はいつもと一緒、テープでも用意したら。陸奥宗光がいたらなあ②英大学が、生命の導火線…

1月18日(2018)

快晴。春が来たよな暖かさ。大坂冬の陣で和平成立(1614)。4年前の関ヶ原決戦で天下は家康のものと日本中が思っていた。家康自身も秀吉遺子の秀頼を追い詰めるつもりはなかった。しかし淀殿は昔の栄光を捨てることができなかった。秀吉が遺したふんだんなカ…

1月17日(2018)

曇。暖。午後から雨、夜になって強く。阪神淡路大震災5時46分52秒(1995)。死者6434、今も不明2。高速道路の鉄柱は地に落ち、長田の家並みはただの残骸の野原となっていた。記憶に残るのは人の暖かさだ。震災史上の被害最大は関東大震災で死・不明10万5千。…

1月16日(2018)

快晴。暖、桜の咲くが如く。 ○Mynews ①安倍さんが平昌五輪開会式へ行くべき?否?。最初は政治と祭りは別、行くべきと思った。しかしその後、南北統一旗での入場などの話が出た。下手を打つと北を誤解させるのではないか? ②ノーベル賞ICANに安倍さんが会見…

1月15日(2018)

快晴。小寒-雉始なく[句+隹](きじはじめてなく)。羽毛の美-緑・紺・水・白。 ○コロンブス最初の航海(1493)。後にアメリカ大陸を発見することに。中世は冒険商人がわが世を謳歌しさた時代。彼はジェノバの貧しい職人の家に生まれながらに海が好きで商人…

1月14日(2018)

快晴。日向屋内では春のよう。徳川光圀忌(1701)。父親は堕胎を命じたが、家臣が隠して出産させた。その鬱屈からか、少年時代は素行が悪かった。辻斬りや吉原通いなどもした。転機は18歳で読んだ「史記」だった。歴史の重要性に目覚めた。元来が聡明だから…

1月13日(2018)

快晴。41持統天皇忌(703)。夫の天武の仕事を何としても継続したかった、我が子に受け継がせたかった。だから同じ母をもつ妹の子である大友を謀反の罪に陥れた。女の一念は強く執念深い。58年間の人生だった。 ○世の中は理解し難いことばかり、いちいち反応…

1月12日(2018)

快晴。日差しは暖かも風強め。高杉晋作ら挙兵し内戦開始(1865)。吉田松陰の直弟子であり攘夷志士のアブない男、にも拘わらず長州藩は、彼を上海へ視察に行かせたり、軍艦を買わせ大盤振る舞いをする。下関戦争講和の交渉役を勤めさせた。名門の出というこ…

1月11日(2018)

快晴。全国で厳しい冷え込み。今日の花は日本水仙。ただでさえ花の少ない時期に印象の強い花だ。春、凛という言葉が似合う。「水仙や寒き都のそこかしこ」(蕪村)。「登り来て崖一面の水仙よ」(伊藤三和)。「水仙のこの道をゆくばかりなり」(伊藤多恵子)…

1月10日(2018)

快晴。小寒-水泉動(みずあたたかをふくむ)。体感では冬の真っ盛りだが、地中では陽気が生じ始める。もっとも氷が結ぶほどの冷えは最近、記憶にない。 ○養生所(1723)。現代でいえば特養ホームに近いが個人負担なし。町医者の赤ひげ先生こと小川笙船が目安…

1月9日(2018)

曇。春秋園騒動(1932)。待遇改善と業界改革を訴え、多くの大相撲力士が相撲協会を脱退、大相撲は興行不能の事態になる。協会と年寄親方・部屋の関係、特権茶屋の存在…。密室化した旧態の構造が内部から糾弾された。しかし体制側から圧迫され鎮圧された。構…

1月8日(2018)

曇・小雨。久々だ。マルコポーロ忌(1324)。父と叔父に伴い17歳で24年間の東方への冒険旅行で巨万の富を得た。ウソ半分としても面白い。ベネツィア人にとって世界が商いの舞台だった。ロマンのある話だ。羨ましい。 ○人は逆境で真贋が判る。三橋貴明の八つ…

1月7日(2018)

晴れ。25武烈天皇忌(507)。18歳の短い生涯だが「いろいろ悪事をした」「良いことは何一つしなかった」…。日本書紀でこれほど悪く書かれている天皇は他にいない。何故だろう?私見では、紀の天皇史の正統は27継体以降である。この時(6世紀初め)に王権交代…

1月6日(2018)

晴れ。ディジーガレスピー忌(1993)。生誕は1917年。イノベーションは偶然ではなく、必然性があり、共時性があると感じてしまう。チャーリーパーカー(1920)・ケニークラーク(1914)・チャーリークリスチャン(1916)・セロニアスモンク(1917)。みな同…

愚かな判断

速報だが、阿部さんが平昌オリンピック開会式を欠席とのこと。愚かな行為。韓国政府とオリンピックとは別物。今こそ大人の知性を示すべきなのに。そんなところで国の尊厳を示すより、沖縄の人々を苦しませる、米軍の相次ぐ不祥事に声を上げるべきだ。心底で…

1月5日(2018)

曇天。小寒-芹乃栄(せりすなわちさかう)。東御苑。job良。アルフレート・ブレンデル誕(1931)。マウリツィオ・ポリーニ誕(1942)。ブレンデルは南向・明晰。ポリーニは精緻だがイタリア的な陽気さや暖かさはない。性格が音楽に表れるのが?。 ○昨日の上…

1月4日(2018)

快晴。日脚伸び6時半でもう明るい。J久しぶりに良し。酒井抱一忌(1829)。68年を2度生きた人。富裕大名の次男坊に生まれたサブの運命。前半生はスネたか趣味に遊ぶフラフラした生き方を送る。後半生は出家、百年前の「光琳」を再発見、目覚め独自の境地に…

1月3日(2018)

快晴。夕から風寒い。藤原道長忌(1038)。晩年ライバルを排除した後、月欠けること無しと、わが世を謳歌し天皇と並ぶ威勢に生きた人。ただ最初から順風満帆ではなかった。他の朝臣・兄弟・親戚・…。5男の道長には沢山の政敵がいた。権謀術数でそれらを追い…

1月2日(2018)

快晴。徳川家康の片腕で秀吉との交渉役を担った石川数正が豊臣方に寝返る(1586)。数正は秀吉の器量に、秀吉の才に惚れた。肝胆相照らした両者だ。家康は手堅い人で最後はこういう人が勝つだろうが、陰湿で面白みがなさそう。またローカル時代の小姑ライク…

1月1日(2018)

快晴。日本で太陽暦が採用(1873)、旧暦では1872年12月2日の翌日。この時から、1日が1440分・24時間となった。日本人はこれを境に、神仏はカネ、他人を押しのけろ、戦争が好き、恥を忘れた。温和な日本人を改造したことは、明治のヒットだった。やり直すに…

12月31日(2017)

曇。立冬-雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)。「元旦や松静かなる東山」(高桑蘭更)。京都まで行かなくても正月の市中は静かだ。 ○107代後陽成天皇誕(1571)。15歳で即位。時代は秀吉・家康の時代だが、単なるロボットではなかった。秀吉の朝鮮攻めに反…

12月30日(2017)

快晴。皇位候補の山背皇子忌(643)。父は聖徳太子、母は蘇我馬子の娘。代わり立ったのが、村田皇子(35舒明)。父は押坂皇子で蘇我の血を引かない31敏達の子。蘇我vs皇統の血脈抗争。

12月29日(2017)

快晴。風冷たい。株価最高値3万8915円(1989)。冷戦終結と国内官製バブルが要因。 ○43元明天皇忌(721)。孫の45 聖武が幼かったため血脈リレー。 ○大納会2万2764円。16年は1万9114円。ドル円は112.5円台。17年月中平均は1月115.06円、12月112.98円。年末に…