晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

2021-01-01から1年間の記事一覧

未来を語れ自民党総裁選

残念ながら日本の国民には、自国のリーダーを自ら選へない。なぜだろう、誠に歯がゆい。しかしこの国の問題ははっきりしている。明治以来の追いつけ、追い越せの発想が破綻しているのだ。この世界に日本が目標とすべき国はもうどこにもない。人々が納得でき…

次はミューだと

果てしなきコロナウィルスとの闘い、私たちはもうコロナを敵にしてはいけないのではないか、自然には勝てないと悟るべきではないか。分を知ることだ、下山の発想だ。もう経済成長を追いかけない、これからは欲を減らす、もはや自然を荒らさない、これ以上他…

やはり救世主は女

パラ自転車の杉浦さん、秋篠宮眞子さまに共通するのは、初心を忘れない爽やかさ。日本に今一番欠けている士気の強さだ。女はそれをもつ。やはり強制的でもいいから女性の各界進出を図らねばならない。力を借りて日本を再生させねば。それにつけても男のだら…

飽欲ニッポン夢だけが足りぬ

コロナのこの1年半はもちろん、この30年間、私たちの国は、夢や希望の欠乏症に陥っている。オリパラで盛り上がろうと大谷が活躍しようと効果は無い、人々が他への中傷を止めることはない、重い病気なのだから。特効薬が必要だ、"夢希望づくり"国民大運動…

コロナ敗戦だけじゃない総理の不人気

ローマ時代の歴史が面白い。現代の問題がみな詰まってる。歴史から学ぶという面から奥か深い。なかでも政治家のリーダーシップだ。ローマ帝国は一気に滅んだのではなく、時にリーダーが国民を動機づけ、士気を高め盛り返した時期が何度もあった。原動力は言…

精神的鎖国のすすめ 

私たちの国は師たる中国との関係がやや疎遠になったときに独自の文化が生まれた。典型は平仮名の発明だろう。独自の文字を得たことにより、和歌が生まれた。天皇か庶民まで夢中になった。振り返ると明治時代以降、日本人が自分の力だけで発明したものは少な…

出でよ憂国の士

9月には行われる自民党の総裁選。大いにコロナ後の立国ビジョンを闘わして欲しい。今、日本を変えなければ、日本沈没は現実のものになってしまう。まさにラストチャンスと思う今日この頃である。 「色青き 若葉の萌えて 春よ春」 「ひる寝せし 児の枕辺に 人…

徳川斉昭に注目

日本の歴史を考えている。普段はおとなしい国民性だが、我慢しきれなくなると大爆発する。人々の士気を大いに揺する人物が突然に現れる。近代では徳川斉昭だろうか。尊皇攘夷を声高に唱え、幕末爆弾に点火した。 「小川の下の 薄氷 氷の下に 音するは 流れて…

やはり中国方式が正しいか

悔しいが、圧政的な中国のやり方が有効と認めざるを得ない、今のところ。日本を含めた民主主義は脆弱そのもの。残念だが、自分を含めて世の中は必ずしも賢こい人ばかりではないからだろうか。第一、ウイルスは民主主義を信じていない。 「切羽詰まれば 何で…

恥ずかしや多くの自宅待機二等国

中等症者は自宅待機でと総理が発言した。耳を疑った。聞きようによれば、コロナ患者は黙って死ね、と聞こえる。現に自宅待機で病が悪化して亡くなる人ひも出ている。病床の逼迫を解決できず、国民に負担を強要する、日本は先進国と自信をもって言えるのか。 …

泳ぎ続けないと死んでしまう 

鮪がそうだ、人間も同じだ。絶望したり士気を失ってしまえば、死んでしまう。国も同じだ。日本人はこのコロナに負けつつあるように写るのだが…。 「母さん オレ幾つになっても あなたの子」 「石崖に 子ども七人 腰かけて 河豚を釣り居り 夕焼小焼」(北原白…

とうにも止まらない

コロナの蔓延が止まらない、それ以上に人々の気持はバラバラ、日本国が統合失調症に陥る。こういうとき人々の士気を揺り動かすリーダーの物言いが求められるのだが、全く聞こえて来ない。まだこの国は深刻な危機では無いのだろうか。 「新しき からだを欲し…

目の前のことに全力を尽くす

当たり前のことだが、聞きようによっては、策が無いとも取れる。現状分析→予測→悪い事態を想定しての対策という視点の欠落。リーダーの駄目さは我々の駄目さだ、何を言っても己に帰って来る。 「理由なく 神童と思い込んだ 少年時代」

あの日に戻れたら

オリンピックをもう1年延期してたら、ワクチンもう2ヶ月早めていれば、もっと優柔不断でなければ…@総理の悔い。 「欲しいもの あるようで無し 寂しさや」 「酒のめる 祭日だから この気分」 「名月や 麓の霧や 田の曇り」(芭蕉)

熱せられ蒸されての祭典

コロナ禍は騒がれても、40度近くにもなる蒸し暑さの中て競技を強いられる選手たち、とくに外国選手たちは心底気の毒だ。何で死者も出る真夏にやるのか、商業五輪と批判されるのはもっともだ。 「こころよく 我にはたらく 仕事あれ それを仕上げて 死なむとぞ…

まあ無事に終ってよかった世界の目

ゴタゴタ続きの五輪準備。開会式が滞り無く終わってまずは安堵。バブルの穴は相変わらず心配だが。競技を楽しみたい。 「ひと緑 とぞ春は見し 草草も 秋は色々の 花にぞありける」

船頭が居ないよ我らが日本丸

ただでさえ寄せ集め、ましてやトップが方針を示さない。よく言えば現場尊重、実態は無気力。だから各部局が利害を巡って権力闘争に邁進する。これが五輪組織委員会の実態ど。日本社会の縮図。 「ひぐらしの 鳴く山里の 夕暮は 風よりほかに とふ人もなし」(…

神風オリンピック

歴史の元寇の乱が今でも日本を侵している。奇跡的にモンゴルの来襲を退けたことから、根拠もなしにこの国は神が守ってくれると日本人(為政者)が思い込んてしまった 、「なんとかなるさ」と。今回の五輪騒動で感じた。 「秋の野に 道もまどひぬ まつ虫の 声…

背骨が弱っている

日本人の背骨が弱っている。自分も含めて、毎日生活する上での頼りにするべき芯のようなものが欠けている。今の日本てやることなすこと上手くいかないのはそのせいかな。これを平和ポケというのか。 「今日の日を 包みて了えぬ 花芙蓉」(兼崎地燈孫) 「木…

一億総自粛オリンピック

3日後に迫った東京五輪、盛り上がらないばかりか、メディアもはとんど触れない。海外のどこかの国でやるようなイメージだ。これも異常な光景だ、実際に始まれば違ってくるかと。 「野ざらしを 心に風の しむ身哉」(芭蕉) @「野ざらしを 心に風の 侵む身か…

違和感あり

イギリスやアメリカでは、コロナは今やインフルエンザと同じ扱いで、楽観しているよう、コロナを見切っている様に見える。国民性の違いか、日本人が臆病なのか、不思議な印象だ。 「露草は 極細彫刻の 仕事かな」 「露草号 風掴めるか グライダー」

平和をヒロシマから

コロナ克服の証→コロナと闘う人類の決意7…。そして今度は世界平和のためときた。それだけ今回の五輪は開催意義が曖昧であることの証か。時期が時期だけに、巨大運動会のお祭りと言い捨てることのできない苦しさ。 「ひとりゆく ことこそ憂けれ ふるさとの 奈…

誰がブレーキをかけるのか

ヒトで言えば脳みそ無し、クルマで言えばブレーキか無い。昨今のわが国だ。隣の国を責められない。誰の意見をも聞く耳を持たない。何たることか。 「難波なる ながらの橋も つくるなり 今の我が身を なににたとへむ」 @「難波なる ながらの橋も 造るなりかた…

楽しもうぜ

直前になってもさっぱり気運の乗らない東京五輪。いろいろ問題もあるけど、スポーツの力を信じて楽しもうぜ、ペシミズムは日本人の悪いクセだ。先日のアメリカのホームラン競争の様子が羨ましい。 「思ひ川 たえず流るる 水のあわの うたかた人に 逢わで消え…

キャッチフレーズ無き五輪

何の為の開催、これに答えられない。これでは支持を得られる筈はない。 「身の憂きを いはばはしたに なりぬべし 思へば胸の くだけのみする」(伊勢) @「この思い 文字では半端に なるばかり 言の葉足りぬ 心砕ける」 「見渡せば 空も水田も ひとみどり」 …

少し落ち着こうぜ

ネットなどで人々の心が苛立っているのを感じる。他者を責め詰る傾向がある。もっと寛容になりたい。君が誰かを非難しても相手は変わらない。 「初雪や 靴門内に 入るべからず」(正岡子規

やること成すこと皆裏目

昨今の国内、全てが上手くいかない。なぜだろう。 「わが宿に 思いの外の人も訪え 泳がずば人も 死んでしまう」 「われひとり この世にひとり 神の仔なり」 「宵の火に 身を投げ捨つる 夏虫は 燃えてぞ 恋を成し遂げん」

宗教の出番

民主主義の終焉の予感あり昨今。 「君いのち ミトコンドリア捨て 宿り木や」 「ほととぎす かすかなる音を 聴き初めて さざ波の立つ わが心かな」 「同じ地に 同じ木並び 今日もまた されど日々違う 我が心哉」

毎年のようにやられているのに

毎年のように雨にやられているのに、人はすぐに忘れてしまう、愚かなものだ。特に為政者。 「見る人も なき山里の 桜花 ほかの散らなむ のちぞ咲かまし」(伊勢) @「じっと待て いつか私の 時代来る」 「柔ながら剛 覚悟を見たり 糸柳」 「隱者桃青 人見三昧…

五輪後が面白そう

何も動かない社会が漸く変わりそうだ 。高揚感の無いオリンピック後に 「水のおもに あやおりみだる 春雨や 山のみどりを なぺて染むらん」(伊勢) @「春雨に 烟るみどりや 日本の春」 「あしひきの 山の木末の 寄生取りて 挿頭しつらくは 千年寿くとぞ」(…