晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の風∼虐殺はどちらの仕業だ

「雲をりをり 人をやすめる 月見かな 照り渡るばかりは 興も覚める」(芭蕉+) 「紫陽葵や 死に顔晒し 立ち枯れる 椿の潔さ より我愛す」 「一巻に 千々の金を こめたれば 人こそなけれ 声は残れリ」(恵慶) @「これを見よ これぞ己の 命なり」

今日の風〜大義無き売り喧嘩には報い有り

「思ひ入る 道をば安く 聞きしかど 逢ふにはさはる 端山茂山」(藤原為家) @「目の前の 端山敷山 邪魔をする」 「古塚や 誰が細工の 曼珠沙華 見る人も無しに 華やかに咲く」 (正岡子規+) 「旅寝して みしやうき世の 煤はらひ 思い捨てたる 爽やかさ哉」…

今日の風

「古も 今もかはらぬ 世の中に 心の種を 残す言の葉」(細川幽斎) @「古も今も 変わらぬものは 人の愚かさ」 「一巻に 千々の金を こめたれば 人こそなけれ 声は残れリ」(恵慶) @「歴史には 千の黄金を 込めたはず されど人間 何も学ばず」 「あかねさす …

今日の風

「山ふかみ 人もはらはぬ 橋の上の あやふき暮に 積もる雪かな」(堯恵) @「雪の暮 人も通らぬ 橋の上」 「いなび野に むらむら立てる 柏木の葉広になれる 夏は来にけり」(源重之) @「柏木の 葉広になれる 夏は来ぬ」 「梢より あだに落ちけり 蝉の殻 姿…

今日の風

「こうもりも 出でよ浮世の 花と鳥 しょぼくれなさんな 春はまた来る」(芭蕉+) 「女のむ 後の柄杓や 岩清水 そのおとがいに ちよと惚れた」(蕪村+) 「木枯や 岩に隠れて しづまりぬ ここは小春の 井戸の底かな」(芭蕉+)

今日の風

「向日葵や 死に顔晒し 立ち枯れる 潔い椿 ともにあっぱれ」 「いにしへを 思ひやりてぞ 恋ひわたる 荒れたる宿の 苔の石橋」(恵慶) @「古き日の 物語せよ 苔の橋」 「立葵 枯れ終わりたる 高さかな かんばせ偲ぶ 夏の夕影」(高野素十+)

今日の風

「草の庵 さしてきつれど 君まさで かへるみやまの 道のつゆけさ」(恵慶) @「友は留守 帰る路辺の 草の露」 「菜の花や 月は東に 日は西に 花の中行く 一本道」(蕪村+) 「これきりに 径は尽きたり 芹の中 なおも歩かん 行けるとこまで」(蕪村+)

今日の風

「秋海棠 西瓜の色に 染まりけり すいかの色て 至言なるかな」(芭蕉+) 「高原の 駅撫子に 降りたちぬ 飛び込んてくる 花花花」(藤見桂楠子+) 「ほとときす 宿かるころや 藤の花 日落無し 心細しや」(芭蕉+)

今日の風

「友ほしく 何おもひけむ 歌といひ 書といふ友 ある我にして」(橘暁覧) @「何嘆く 歌あり書あり 我が友よ」 「まだ僕は 海月の骨を 探してる 不思議探して 日々旅の空」(金子敦+) 「山吹の 花のさかりの 井出に来て この里人に なりぬべきかな」(恵慶…

今日の風

「もの一つ 瓢はかろき わが世かな 何も持たずば 捨てるもの無し」(芭蕉+) 「そことなく 霞む夕べに 沓の音 やがて雨しる 庭の真砂地」(塙保己) @「夕霞 靴音聞いて 雨を知る」 「風の上に たちまう雲の ゆくえなく あすのありかは 翌ぞ定めむ」(上田…

今日の風

「いなご飛ぶ 朝茅が下を 行く水の 音おもしろし ここに暮らさん」(香川景樹) @「おもしろし ここに暮らさん 水の音」 「胡蝶だに いまだねむれる 朝かげに 花を起き出 独りこそ見れ」(香川影樹) @「朝まだき 一人起きt出で 花と過ごす」 「かけすてし …