10月18日(18)
晴。気圧の谷が東進。15-21℃。
○Idea
◆医大不公平入試、暗黙の合意？、民は従うだけ、お上文化。◆NY市場未だ恐怖大。◆安倍氏は安保連携を、韓国文氏は経済連携を語る。日韓と仏。◆防衛相が国交相に辺野古埋立承認撤回の無効を要請。国ぐるみヤラセ、由らしむべし意識。
○Touch
◆秋の田の 穂田の刈ばか か寄り合はば そこもか人の 吾を言なさむ（万512）秋之田 穂田乃苅婆加 香縁相者 彼所毛加人之 吾乎事将成
@あの人との距離が縮まってきた。嬉しい、でも恥ずかしい。
*名も知れない村娘の作歌。稲刈りは村人総出だ、人毎に、ここからここまでと分担を決めて作業する。はかどるにつれ、気になる隣の若い男と距離が縮まっていく。会話を交わせる期待と村人から噂されることの相反する乙女心。
◆甘干に したし浮世の 人心（子規117）
@自分勝手し放題の人の心を甘干しにしたいものだ、渋柿が甘くなるように。
*甘干しは秋の季語。
10月17日(18)
晴。秋雨前線貼り付いたまま、北に寒気、湿った空気。16-21℃。
○Idea
◆安倍氏は自由貿易訴え暗に米対抗、文氏は北融和で投資呼びこみ画策、首脳外交。 ◆カショギ氏の死、サウジの"改革児"ムハンマドどうする、どうなる？米は火消しに躍起。
○Touch
◆衣手の 別く今夜より 妹も吾も いたく恋ひなむ あふよしを無み（万508）衣手乃 別今夜従 妹毛吾母 甚恋名 相因乎奈美
@今晩からはお前と会えなくなる。どのように恋しくなっても会う術がないのだ。
*三方沙弥の作。飛鳥時代の歌人らしいが詳細は不明。相聞歌とされているが、最愛の人に先立たれた男の悲嘆挽歌と感じられるのだが。
◆蟲の音を ふみわけて行く 小道哉（子規）
@ごめんよ、虫君達、君たちが盛んに秋を謳歌する草のなかの小道の中を歩かにゃならんのだ。
*蟲という字はどこか禍々しい感じだ。
10月16日(18)
曇。11日から晴れず。南岸の秋雨前線取れず。16-21℃。
○Idea
◆PB安定化が最優先。増税は亡国の愚策。ムダ歳出を切れればいいのだが、安倍の不人気では。PB回復目標は37年度、50兆円をどう削る？、できるのか？、もっともその頃は安倍は総理ではない、"食い逃げ"で後継に迷惑をかけるだけ。
◆韓国の文氏、北制裁緩和にのめり込み、経済不振-投資、失業、債務…、どうする。
○touch
◆吾背子は 物な思ほし 事しあらば 火にも水にも 吾なけなくに（万506）
@夫は思い残すことなく任務に勤しんで欲しい。いざという時には私がついています。火にも水にも飛び込む覚悟です、愛しい人のためなら。
*安倍女郎の歌。8世紀に生きた人らしい。プロの歌人っぼくなく、ストレートに心情を読んでいる。相手は中臣黒人だろうか？彼が721年に伊勢神宮へ幣帛使を務めたことが背景にあるか？彼女は彼の大任の成功を祈念したのか。
◆けさりんと 体のしまりや 秋の立つ（子規）
@まだ彼が健康だった頃の句か、意気軒昂。
10月15日(18)
曇。関東に湿った空気、秋晴れは16日頃から。15-20 ℃。
○Idea
◆CS、巨人に勢い感。菅野の集中法は24・365野球中心、強い気持。DNA超無策。
○Touch
◆今のみの わざにはあらず いにしへの 人ぞまさりて 哭にさへなきし（万498） 今耳之 行事庭不有 古 人曽益而 哭左倍鳴四
@さあ声をあげて泣け、慟哭が死者への供養になる。昔の人はもっと大きな声で泣いたのだぞ。
*相聞に分類されるが、恋愛歌とは思えず。原文の「行事庭」とは"儀式の場"と解すべきで、葬礼を意味している。柿本人麻呂の作。
◆いつしかに ふじも暮れけり 夕紅葉（子規)
○News
◆メルケル、バイエルンで大敗。マティス辞任？。◆トランプ対日為替へ難癖。◆日経平均2.2台△1.87%、2ヶ月ぶりの安値、円111台、消費増税決定。上海・韓国に比べても突出安。◆仁徳天皇陵を発掘調査と宮内庁、これまで頑なだったのにナゼ。
10月14日(18)
曇。気圧の谷が通過。13-19℃。
○News
◆RCEP(東アジア経済連携)、目指す年内合意。
○Touch
◆山の端に あぢ群騒ぎ 行くなれど 吾はさぶしゑ 君にしあらねば（万486）
@水鳥の群れが仲間と一斉に飛び立っていく。多くの人が仕えてくれても私は一人ぼっちだ。可愛かったあの子がいないから。
*斉明天皇の作。彼女は息子の中大兄皇子の子で8歳の建皇子を亡くした。彼女は65歳、孫を盲愛していた。絶望は大きく、その後は対外戦争にのめり込んでいくことになる。そして旅先で死を迎える。
◆唐衣 たつ日はきかじ 朝霧の おきてしゆけば けぬべきものを（古今375）
@貴方の出発はお聞きしないことにします。私の知らない間に任地にお向かいください。
*ある人物が辞令で地方に向かう時、新しい女を連れて行ったらしい。捨てられた女はつれない元夫を諦めきれないでいるらしい。
○Idea
◆国ぐるみの障害者詐欺がウヤムヤになりつつ。言論も沈黙。
10月12日(18)
曇。夜半に雨。西から天気回復。18-21℃。
○News
◆11の米ダウ続落△2.1%、10日は△3.1。vixが予見。本日、東京を含めアジア市場はふんばる。総崩れは免れた。
◆五輪効果。外人材拡大19.4〜、単純労働にも。「開国」への歴史的転機？
○Touch
◆昔こそ 外にも見しか 吾妹子の 奥津城と思へば はしき佐保山（万474）「も」えば。
@以前は何気なく日常の風景と眺めていたあの佐保山も妻が眠っていると思うと何と愛らしく見えることか。 *大伴家持の作。「見之加」（見しか）=副助詞、「吾妹子之」（吾妹子の）=連体助詞「波之吉」（はしき）=副助詞。
◆たらちねの 親のまもりと あひ添ふる 心ばかりは 関な留めそ（古今368）
@関所の番人さん、じきに私の息子が通ります。道中の安全を祈る母親の願いを込めました。どうか私の心は止めないでください。
10月13日(18)
全国各地で晴、関東には湿った空気が。17-20℃。
○Idea
◆Whyローマ繁栄=親分子分（富集中で）、市民会議（ガス抜き効果）、ローマ文化。
○Touch
◆一日こそ 人も待ちのる 長き日を かく待たゆれば ありがつましじ（万484）「ひとひ」。 一日社 人母待吉 長気平 如此所待者 有不得勝。
@一日ならお待ちもできようが、こんなにお留守が長くなるのは不可解なことです。
*題詞に、難波天皇の妹が大和に居る皇兄にに贈ったとある。難波天皇とは、孝徳のことだろう。妹は孝徳の皇后は間人のこと、兄の中大兄皇子は孝徳を難波を見限り、難波に置き去り大和へ去帰ってしまう。間人は当初、兄からすぐ戻ると言われていた。彼女も孝徳に愛想が尽きていて、一人自分が難波の地に居るのが不満だった。事実、彼女も兄を追い功徳を見放す。
*「社」「如」「此」
