12月3日Tue (19)
快晴。10-16℃。
○もど句
★この男藁を掴んで溺れ死や@高浜町長タダ金★世間ウケ狙い今年も流行語@知らず:「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タビる」「kuToo」。Mine;「計画運休」「命を守る行動を」「上級国民」「ホワイト国」★冬冷えやスポーツ選手もその日暮らしぞ@更改に一喜一憂★そのアタマ論理思考に耐えられず@子規は大学断念★街暮れてなべての色を奪いけり★小鍋手に豆腐屋走る雪の人★柴の戸も太陽も照り花も咲く★とう伝えん十七文字で無説明@成功はごく僅か。
○Yomu
「旅の旅の旅」(子規)@若い。「熊手と提灯」(子規)@空想。「句合の月」(子規)@作句法。
○Touch
◆明日よりの 後のよすがは いさ知らず 今日の ひと日は 酔ひにけらしも(良寛)
*「風の色 風の匂いの ひと日なり」
◆ネリネ燃える ゆかしき人の 住まいならむ
12月2日Mon(19)
曇、冬の朝焼け雨の兆しか。8-18℃。1130真っ暗闇の空。
○もど句
★毎年2センチずつ北へ動く日本★うつくしい冬の朝焼おわかれする★亡き児からお給料冬朝焼け★居心地もちうぐらいなり冬ごもり★大和心のおおしさはいつあらわれる★憂い憂いを浮き浮きにせん冬曇り★子ども二人殺して4年おお甘法@99年の泥酔トラック、罪と罰の不条理。
○Touch
◆草も木も うづもれはつる 雪にこそ 中々山は あらはなりけれ(慶運) @山の形が何とも美しい。
*「何もかも 覆いつくして 白い山」。
◆寒梅や ある夜の梦に 星落ちて(子規)
*25歳の作。楽しい気分は無い。この時退学している。「わが余生すでに見えたり如何に生く」。
11月27日Wed(19)
曇。8-9℃。
○もど句
★万世や天皇と教皇似たる哉★驚きの教皇の任期や終身とは*枢機卿は教皇が任命可能★本人は心底人助けと信じてや@小山誘拐の犯人★核無くせ教皇のバトンどう受けた★仏像に眼の優しさよ石蕗の花★この先明るき山茶花道★群れはせど一花の孤高や水仙花★明るき靴選んで履く冬の朝★ひとりとは宇宙にひとり小春晴★我のみぞ知る月の名所や秘密基地。
○Touch
◆わかれにし そのちりぢりの 木のもとに のこる一葉も あらしふくなり(永福門院右衛門督)
@みなバラバラになり、只一人となってしまった。
*仕えた貴人が亡くなり、仲間は散り散りとなった寂しさを冬の落葉の光景に準えている。「残されし裸冬木にひと葉我」。
◆君網買へ われ餅買はん 年の暮れ(子規)
@年越しパーティだ。
*親しい友と飲み食い語り合う楽しさ。「肉買ったいざや君来んこの寒夜」