晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

今日の風

「我が命も 常にあらぬか 昔見し 象の小川を 行きて見むため」(大伴旅人

@「死ぬ前に もう一度見たい あの小川

 

「おもしろや 今年の春も 旅の空 こう西行も 思ったろう」(芭蕉+)

 

「われつれて 我影帰る 月夜かな お前の言いなり 我が人生は」(山口素堂+)

今日の風

「日は花に 暮れてさびしや あすならう 言の葉ならぬ  悲しき非才」(芭蕉+)

 

「桜色に そめし衣を ぬぎかへて 山ほととぎす 今日よりぞ待つ」(和泉式部

@「ほととぎす 待つ心にて 衣替え」  

 

「見わたせば 蒼生 田植時 見事にた絶ゆまぬ 人のいとなみ」(蕪村+)

今日の風

「酒飲まん 友どちもがな しくしくに 雨の降る夜は さびしきものを」(和田厳足)

@「友欲しや 雨の降る夜は 酒呑まん」

 

「長き日を 花の木の間ゆ 太白の かがやくばかり 遊び暮らしつ」(同上)

@「楽しまん 明日カあるさ  今日は今日」

 

「花すすき 心静かに 酒くめと 言はぬばかりの 今日の春雨」(同上)

@「春雨じゃ 酒を呑めとの」 この陽気

今日の風

「涼しさや 鐘をはなるる かねの声 空気乾いて 初秋来たり」(蕪村+

 

「愁ひつつ 丘にのぼれば 花いばら 景色変わって こころも晴れる」(芭蕉+)

 

「狼も 度はやどせ 萩がもと 心風流に 暮らすべき哉」(芭蕉+)

今日の風

「古庭に 鶯啼きぬ 日もすがら 満喫しようぞ 春の一日」(蕪村+)

 

「およぐ時 よるべなきさまの 蛙かな 我も寄る辺無し 何とかなるさ」(蕪村+)

 

「樫の木の 花にかまはぬ 姿かな その緑葉や 桜に負けず」(芭蕉+)

今日の風

「世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞなくなる」(藤原俊成

@「死ななけりゃ 生きてゆけるさ どこだって」

 

「魚鳥の 心はしらす 年忘れ たまにはいいさ 皆はめ外せ」(芭蕉+)

 

「鶯に 終日遠し 畑の人 休んで行こうか  春の日長し」(芭蕉+)

今日の風

「夕されば 萩おみなえし なびかして やさしの野辺の 風のけしきや」(源俊頼

@「風に靡く 萩女郎花 やさしの秋」

 

「短夜や 同心衆の 川手水 夜通し句会 満足感」(蕪村+)

 

「朝夜さを 誰がまつしまぞ 方心 奥の細道 こころわくわく」(芭蕉+)