11月2日(18)
秋の高気圧の下。11-20℃。日中ポカポカ陽気。
霜降54楓蔦黄（もみぢつたきばむ）カジキ、ボラ。
○Idea
◆カープは好不調が大きい、ここ一番弱い、チーム仲良過ぎ？広島に戻りミラクル起こせる？◆日航の社内飲酒検査はザルだった◆山梨・北杜。17.11虐められ中学生自殺図る・両親が学校に報告、18.1市教委は無視、18.3 入院・転校18.5一転認め第三者委員会設置を決める、現在まで未開催。コイツらは犯罪者だ。
○Touch
◆相思はぬ 人を思ふは 大寺の 餓鬼の後に 額づくごとし（万608）「あいおもはぬ」
@あの人は私を見向きもしてくれない。このような片思いは、あの立派なお寺に住み着いているホームレスに祈りを捧げるようなものだわ。
*笠女郎の歌、軽いノリのプロ歌人の言葉遊びの様、感動は無い。ただ「餓鬼」「ごとし」歌詞としては女性としては珍しい。
◆招くぞと 心許して 立ち寄れば 尾花が末に 秋風ぞ吹く
@「ぜひお出でください」と言われ、出向いたら相手は呆れた様子。お体裁を言われただけだったのだ。急に秋風が立った気持ちだ。
*会津藩士の宗川儀八の作歌。「学問を売って生計の資とするのは醜なり」という文言もあるらしいから学者か。
11月1日(18)
晴。高気圧張り出してくる。10-19℃。
ガラパゴスのウミガメ
○News
◆辺野古工事再開
○Idea
◆変な韓国。国民国家としては1948年からと歴史浅い、民力未成熟だから揺れる・ブレる◆ハロウィン大騒ぎにならず、予想違い◆10月の日経平均2200円下落◆渋谷ハロウィンはガキの騒動との解釈、大人関与の祭りにしろ◆時代制覇の源=戦闘力、抗争、文化。
○Touch
◆草まくら 旅行く君を 美しみ 副ひてぞ来し 志可の浜辺を（万566）「うつくしみ」「たぐひて」
@名残り惜しさに太宰府から志賀の浜までついで来てしまいました。次はいつ会えることやら…。ご壮健をお祈りします。
*太宰府長官の大伴旅人が病に伏した。回復したものの一時は危ぶまれたのだろう。都から弟と甥が太宰府に駆けつけた。この歌は2人が帰郷する時、大伴百代が餞に贈ったもの。一族の親密さが覗える。
◆真菰草 つのぐみわたる 沢辺には つながぬ駒も はなれざりけり（俊惠） *理想ではあるのだが…。欲もつ人間社会には？
10月31日(18)
曇。昨日と同じ西高東低、ややform崩れ。十月尽。12-20℃。
○Idea
◆韓国人懲用工判決、個人の請求権は有効と判断、敗訴企業資産の差し押さえ？国際司法へ提訴できる？負けそう、人道問題だから。韓国司法は日本と比べ独立性高い◆上の問題、日本も悪い、事態は想定できた筈、政府間で合意したから解決済というへ理屈、ムシよ過ぎる。解決に向け無いアタマを使え、ドイツを見習い被害救済の基金を作れ◆日本シリ、カープの驚異の粘り-鈴木・安部、丸は空振り。今日が帰趨を決める一戦、丸がダメ足も使えず◆国が沖縄に喧嘩を吹っかけ、埋立承認撤回の効力停止。平成の琉球処分だ。
○Touch
◆山菅の 実成らぬことを 吾に依せ 言われし君は 誰とか寝らむ（万564） @子どもができないことを私のせいにして、貴方は他の女と夜を過ごしていることでしょう。
*大伴坂上郎女の作、万葉集に84首の歌を残す。旅人の妹、家持の叔母。想定相手は藤原麻呂か？彼女は3回も結婚し、30を過ぎてからは大伴氏の家政を司る。恋多き女であると共にしっかり者でもある。2人は同じ年頃だった。山菅は蛇の髭、宝石のように美しい実をつける、薬効があり古代から珍重された。それにしても万葉ヒトの表現のストレートさには驚く。
◆かきくらし ことは降らなん 春雨に ぬれぎぬきせて 君をとどめん（古今402）
@いっそ辺りが暗くなるほど強く春雨が降ればいい、そうなればあの人をそのせいで留めておける。
10月30日(18)
快晴。西高東低の気圧。12-24℃。小春。
○Idea
◆世間煽りハロウィンまたバカが出る？◆国は自国民を守る義務、but安田氏、奥さん会見は絵が悪い◆メルケル13年だった。理性派去ってオレ様時代の到来か？、ブラジルにも"トランプ"が◆シリア北部はクルド・反政府勢力が支配、露とトルコは非武装地帯に？。
○Touch
◆事も無く 生ひ来しものを 老次に かかる恋にも 吾はあへるかも（万559）「おひ」「おいなみ」
@平々凡々と生を長らえてきた私だが、この年になってこんな恋をするとはなあ…。人生は面白いものだ。
*大伴百代（ももよ）の作。どんな人かは判らず。太宰府の高官。遊宴の席での戯れ歌くさい。
◆通りぬけ 通りぬけても 紅葉哉（子規540）
10月29日(18)
晴。高気圧の下、ポカポカ日。12-24℃。
○Idea
◆万葉歌は声に出して謳われた、文字起こしが万葉集◆ヨルダン-穏健派。もはやアラブvsイスラエルではない◆カタール-鵺的立ち位置、小国だが中東で存在感◆メルケル流vsトランプ流=仲良しvsオレオレ。トランプ流が時流に、メルケル引退報道あり。
○Touch
◆ちはやぶる 神の社に 我が掛けし 幣は賜らむ 妹にあわなくに（万558）
@国に帰って来たら、案の定、あの女は他の男とくっついていた。神に捧げた供物を返してもらいたい気分だ。
*土師水道の557に続く歌。彼は都に残した女の背信を疑ったが、一縷の望みから幣を捧げ神頼みをした。しかし結果は最悪、女心は彼を既に見捨てていた。
◆ひろがった ままで落るや 桐一葉（子規529）
@桐の葉っぱ人の掌ほどもある。それがそのままで落ちている。
10月28日(18)
晴。高気圧に覆われる。14-22℃。
霜降53霎時施（こさめときどきふる）。ぱらぱら雨降る時季。
○Idea
◆シリアは中東のど真ん中◆中東三国志。露=シリア使って影響力。米=イラン潰し。サウジ=イラン潰し。イラン=イスラエル潰し。トルコ=サウジ潰し◆安倍氏は外交はセンス良し。中国蜜月演出後、すかさずインド歓待、油断せず。
○Touch
◆大船を こぎの進みに 磐に触れ 覆らば覆れ 妹に因りては（万557）「かへらば」「かへれ」
@あの娘はオレに便りも寄越さない。他にいい男ができたに違いない。絶望だ、帰っても生きる甲斐はない。いっそ船が岩礁にぶつかって沈没してしまえばいいんだ。
*作者は土師水道（はにしみみち）、どんな人かはわからない。筑紫から都へ帰る海路で詠んだ。
◆山はにしき 不二獨り 雪の朝日かな（子規523）
10月26日(18)
晴。高気圧下も西から低気圧・前線。13-21℃。
○Idea
◆帝国よ再び意識だ=オスマン、ペルシャ、ロシア、中華。大陸は弱肉強食の世界、島国人には理解できず◆中東は覇権争い=サウジvsトルコ◆身代金はテロ支援の大義名分？byカタール◆この時点解放=ジャーナリストを殺すサウジという印象付け。◆株価年初比=中国△20%、独△13、日△7。世界的金融緩和の終了、強い米国神話の崩壊。
○Touch
◆筑紫船 いまだに来ねば あらかじめ 荒ぶる君を 見るがかなさき（万556）
@赴任するのにまだ間があるのにもう貴方はそわそわして私のこともお構いなしね。これで筑紫へ行ったら私は捨てられてしまいのかしら。
*作者は加茂女王、長屋皇子の娘。父親は729年に藤原四兄弟によって死に追い込まれるが、その時、長屋の子らの多くも一緒に死んでいる。加茂女王もその後消息不明。父の後を追ったか。
◆わかるれど うれしくもあるか こよひより あひ見ぬさきに なにを恋ひまし（古今399）
@夜が開けての別れは切ないが、楽しみでもあることだ。次の逢瀬にはこんなことを話そう、こんなことをしようと思うことができるから。
