晴、3-12℃。
○もど句
★今よりか遥かに立派顔明治人@坂の上の雲を読みながら。
○Touch
◆暮れかるる とほちの空の 夕立に 山の端みせて 照らす稲妻(世尊寺定成)
*「夕闇の山の端明ける稲光」。山の端を照らし浮き上げる稲妻。一瞬の切り取り写真だこの歌は。写実。
◆ゆくはるや 同車の君が ささめごと(蕪村)
*「ゆく春や女と二人密室で」。晩春のけだるい気分横溢たり。何だろう秘密の囁き出歯の亀。象徴的。
◆錠明けて 月さしいれよ 浮御堂(芭蕉)
*「中在す仏も月を浮御堂」。名月に浮き浮き気分の芭蕉さん。