7月2日(18)

快晴。24-33℃。 夏至30半夏生（はんげしょうず）。僧が籠り修行する期間が夏（げ）。その中日が半夏だ。半夏はカラスビシャク（烏柄杓）。根が咳止めの薬となり珍重された。田植えを終わらせる目安ともされた。

○News

◆自民・神奈川県議の杉山信雄氏（川崎区選出）が5/12に人身事故。通報せずに立ち去る（ひき逃げ）。@議員以前、社会人として失格だ。もちろん議員は続けられない。

○Idea

◆半斉令-尊氏。対直義策。一時的→恒久化・全国化。朝廷・幕府弱体化。守護大名化（国人の吸収）。

◆6/12の米朝会談その後、実務の詰めは進んでいるのか、続報ないが…。

7月1日(18)

曇。晴れる。24-32

○Touch

◆上毛野  目ぐわし窓に 朝日さし まきらはもな ありつつ見れば（万3407）@登って来た朝日が寝ている貴方に当たっている。愛しい人。

◆傘さして 山吹提げて橋の上（子規）@濡れるでもない春雨のなか、傘をさして片手に山吹の花枝を持った男がやってくる。粋な姿だなぁ。

6月30日(18)

快晴。風強い、1017hpaなのに。25-31℃。南の夜空に月齢16.3の月、わた飴のような雲が次々と月を渡るので、月が見え隠れしている。

○Idea

◆人から非難され怒る、「放っておいて！」。ならwhyツィッターで公開するのか？リアルで手前味噌にやたらつぶやいたらアブないヤツと思われる。

○Touch

◆信濃なる 筑摩の川 の細石も 君しふみてば 玉と拾はむ（万3400）「さざれし」@河原のどうでもいいような小石でも、愛しい貴方が踏んだと思うと私には世界一の宝石です。

◆三つまたや どの道行かば 山桜（子規）@さてどの路を行こうか、なに急ぐ旅じゃない、花に出会えなけりゃまた戻ればいいさ。

6月29日(18)

晴。強い風止まず。気圧1012、少し上がってきた、昨日は1006。25-33℃。福岡では大雨。関東梅雨明け、平年より22日早い、梅雨は20日余り。

○夜半の月煌々、月齢15.3、部屋明るい。天平美人。木棉。アサザ。「私本太平記」了。

○News

◆W杯サッカー。反則の少なさで決勝Tへ、誇るべき、後半のボール回しへの批判は愚か、目標は予選突破なのだから。敗退決定下もポーランドは勝負捨てず日本を破った、これも立派。

○Idea

◆紀の国生みの順番=淡路→大和→伊予→筑紫…。why淡路「不満足な出来」。why大和が最初でない。why筑紫が大和の後。@淡路・伊予・筑紫に有力勢力。

◆「私本太平記」を読んで。軍制=家の子郎党が常備軍→棟梁が招集→兵站は現地調達→作戦後は軍団解散→@大規模常軍をもてなかった@兵站観念なし@大義ないから内輪もめ@情報観念希薄。

◆if 後醍醐を隠岐で排除していれば？if直義を排除していれば？if幕閣を組織していればif譜代化を進めていたら？if守護大名の弱体化を図っていれば？。

○Touch

◆うち日さつ 三宅の原ゆ 直土に 足踏み貫き 夏草を 腰になづみ いかなるや 人の子ゆえぞ 通わすも吾子 うべなうべな 母は知らじ うべなうべな 父は知らじ みなの腸 か黒き髪に 真木棉持ち あざさ結ひ垂れ 大和の つげの小櫛を抑へ挿す さすたへの子は それぞわが妻（万3295）「ひたつち」「まゆう」。

@なぜあの娘のもとへ通うってか？オレも人の子さ！（もっとも親はむろんこのことは知らないが）。あの女は最高さ。長い漆黒の髪には流行りの櫛・山吹色のあさざの花を挿し垂れ、手には真っ赤な木棉の花を持ってオレを待ってくれる。あの娘に会うためならなんのその。

6月28日(18)

曇。夜半強風、気圧の谷=列島上の低気圧vs太平洋高気圧。湿気多い。25-30℃。

○サッカーWC杯。天皇エゴvs時の勢力エゴとのぎったんばっこんgame。鳥居清長「浜屋川岸の涼み」

山田道

ファジル・サイ（p）:ショパン。楠正儀。北畠親房。

○Idea

◆ドイツが1次リーグ敗退。急がば回れ、勝ちを急ぎすぎたか。サッカーというスポーツは、実力より、勢い・時流・波・気運。

◆通史=天皇制はやはり一方の中心軸。大義名分がある。

○Touch

◆百足らず 山田の道を波雲の 美し妻と語らはず 別れし来れば 速川の行くも知らず 衣手の反るも知らず 馬じもの立ちてつまづく せむ術のたづきを知らに 物部の 八十の心を 天地に思ひ足らはし 魂あはば 君来ますやと わがなげく 八尺のなげき 玉ほこの 道来る人の立ち留り いかにと問わば 答えやる たづきを知らにさ丹つらふ 君が名いはば 色に出でて 人知りぬべみ あしひきの 山より出づる 月待つと 人にはいひて 君待つ吾を（万3276）

@男:告白できずに気まずく別れたけど心は千々に乱れる。やっぱり君でなけゃ駄目なんだ。

@女:貴方は必ず戻って来てくれる。だから私はここでずっと待つ。恥ずかしいから、人には月の出を待っている、言い訳をして。

6月27日(18)

曇。夜半風が悲鳴をあげる。24-28℃。

夏至・29菖蒲華（あやめはなさく）。古代より魔除けとして珍重された。📎ショウブ、軒菖蒲。

○See

◆菖蒲◆Turner「靄の中をさしのぼる太陽」「カルタゴを建設するデイドー」「アリッチア、日没」「フィンガルの洞窟」、「月下で石炭を運ぶ船人足」 「街と要塞のある港」◆小泉八雲◆ヘレン・ケラー。

○Idea

◆富山での拳銃強奪、目黒での幼児虐待死、代々木での飲食店占拠、福岡でのネット逆上、富山での小学生殺人…。ここに来て相次ぐ凶行の共通性=感情爆発でやぶれかぶれ。漠然とした不安が社会に蔓延している。

○Touch

◆さし焼かむ 小屋の醜屋に かき棄てむ 破こも敷きてうち折らむ 醜の醜手をさし交へて 寝らむゆえ あかねさす昼はしみらに ぬばたまの夜はすがらに この床のひしと鳴るまで嘆きつるかも（万3270）、

@心変わりした貴方は今頃、あの女といちゃついているだろう。悔しい、いっそ女の家に火を付けて焼いてしまいたい。二人とも死んでしまえばいいのに。 

6月26日(18)

曇→晴。22-29℃。

○See

◆新田義貞/声望なし◆建武政権/アナクロ◆セイヴァリー/小笠原に移住した米国人◆ハーメルンの笛吹き男/800年間も伝承◆福原京/神戸◆MSDOS/コマンド打ち込み◆柳原愛子/大正天皇の生母◆日野俊基/北条末期◆ギヨマン「パリ郊外」◆ピサロ「エルミタージュの丘」◆セザンヌ「アヌシー湖」。◆ターナーp11「並木道」03「ロチェスター」23「インヴェラレイ城の見えるファイン湾」

○Idea

◆why尊氏は寺に籠もった。新田は王権側についたから信威を失った？whyいい加減な後醍醐が鍵を握った。

○Touch

◆帰る雁 有楽の筆の 余り哉（蕪村）@墨の名残りとみた感性。

○News

◆福岡でネットの罵り合いが殺人事件に。会ったこともないのに「恨んでいた」。被害者も日に何回もブログを更新（誰もマジ読みしていないのに）。共にビョーキだ。言わザル、聞かザルに徹すべき。ついでに外を歩くなら人を見ザルだ。