10月19日Sat(19)
雨。16-22℃。朝千葉房総で大雨。
寒露51蟋蟀存戸(きりぎりすとにあり)
○Touch
◆夕汐の さすにはつれし 影ながら 干潟にのこる 秋の夜の月(後円融院)
@いつ間にか夕渚は干潟となっている、空には月だけが残っている、満潮の時には一緒に登ってきたのに、私は物思いに耽っていたのだなあ。
*作者は半日も渚を眺め続けていたのだ、なかなかできることではない。
◆芋の露 ころがる度に わらひけり(子規)
@抜きたての里芋、蔓に朝露が伝う、爽やかな朝だ。 *詩人の感性だ。