晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

11月18日Mon(19)

晴。午後から曇る。12-21℃。 

立冬57金セン(戔の下皿)香(きんせんかさく)。

 

○Idea

◆良句とは=新しさ。 INNER世界。EASY表現。絵が見える。音響。

 

○句もどき   

★鉛筆をぴんと尖らせ冬曇り★気弱朝警覚策励という言葉★パガニーニカプリッチョや冬の朝★境内の箒目の力冬の朝★俳聖も人なり句のでき不でき。

 

○Idea 

芭蕉「扇にて酒くむかげやちる桜」@この光景を忘れまい*絵画性。「荻の声こや秋風の口うつし」@そよぎ音を聞かせよ*口うつし。「顔に似ず発句も出よ初桜」@感性よ煌めけ。

 

○Touch

◆うたたねも 月には惜しき 夜半なれば 中々秋は 夢も短かき(足利尊氏

@月見だ、眠ってはおられん。

*昔の人は月見が好きだった。「先人は必死に月を眺めけり」。「古びとはほんの一瞬も詩にものし」。「物言へば詩が生まるるや昔人」。

 

◆家にまつ 女房もなし 冬の風(子規)

*子規の20代前半の句。ユーモア感覚、「も」に表れる。それにしてもこの人1日に何十も作句していた。「いにしえ人体細胞は詩魂なり」「俳聖は百年に一人ずつ現るる」