晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

6月12日Wed(19)

晴。15-22℃。上空に寒気あり。暑さなし。

○Idea

◆「星が好き山法師が好き花が好き」◆「山法師の上に鳥海山ののしかかる」(松崎鉄之助)@「のしかかる」。「闊歩せり並木は花の山法師」(大坪景章)@「闊歩」。「梅雨空を押し上ぐるごと山法師」(川上久美)「押し上くる」。

○Touch

◆萩咲ける 山辺の石は 心あり と人や見るらむ 仮に置きしを(田安宗武) @私は無造作に置いた石だが、人はいい庭だと誉める、人の目なんていい加減なものだ。

*宗武が自宅の萩の花咲く自宅の庭に石を置いた、すると人がなんと風情ある庭だと称賛した時の歌、説明歌であるが、彼が作ると味が出る。

 

◆藍刈や 一里四方に 木も見えず(正岡子規

@見る限り藍畑だ、木一本見えない、

*光景が心眼に浮かぶ。俳句は写生に尽きる。