晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

11月21日Wed(19)

晴。8-14℃。

○Haikeもどき

★君見せん知る人ぞ知る枸杞の花★然すがにバズーカ・トランプ安倍の功★九重紅葉降りたり三百米★仙台にも初雪星原冬進む★満天星を心にまかせて見る汀★山茶花の時を知る比赤開く★真心の柿おし戴きぬこの小春★天翔ける想像力もて詩を題せ★関節の外れた日本を安倍泳ぐ★簡潔は知恵の魂すべからく★むらむらに山茶花開く近隣公園★山茶花は色の少なき冬宝★山茶花の丈の低さよじっと見る★山茶花の葉つやつや我に力★山茶花は一枚一枚散ってゆく★生物は3千万年ごとに絶滅し@最終は1000年前★奈良御所に最大水田2500年前@九州と同時期に渡来人★松陰は草莽崛起と範を垂れ@忌み日。

 

○Touch

◆あさみどり 柳の糸の うちはへて けふもしきしき春雨ぞふる(藤原為基) 

@糸柳が垂れ下がる、しとしと音もなく降り続く春雨

*「しきしき」、私は京極派の和歌か好きなようだ。「静けさや春雨ぞ降る糸柳」

 

山茶花を こぼす雀の 日和かな(正岡子規) 

@雀が山茶花の花びらを毟って落としている、花にとっては咲かせた甲斐がない。それにしても好い陽気だ。

*「山茶花をこぼす雀の口開いて」。