晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

次はミューだと

 果てしなきコロナウィルスとの闘い、私たちはもうコロナを敵にしてはいけないのではないか、自然には勝てないと悟るべきではないか。分を知ることだ、下山の発想だ。もう経済成長を追いかけない、これからは欲を減らす、もはや自然を荒らさない、これ以上他の生物には干渉しない、もう都市至上主義を止める…。考え方の組み換えが必要なようだ。もしコロナ禍から何か教訓を得るとすればこういうことかなと思う。

 

「ごめんなさいね おかあさん ぼくが生まれて ごめんなさい ぼくを背負う かあさんの 細いうなじに ぼくは思う」(山田康文)

 

「遅むことなく 急ぎもせずに 悠然と歩む 象を見よ」

 

「夕汐に 由良の戸わたる 海人小舟 霞の底に 漕ぎぞ入りぬる」(藤原清輔)