2月24日Sun(19)
子どもが一心にガラスの向こうのアザラシを見つめる、手が可愛い、
晴。大陸からの高気圧。晴天は長続きせず西から低気圧、変転目まぐるしい春の気候。4-14℃。夕から微冷え。
雨水5霞始靆(かすみはじめてたなひく)。春は霞、秋は霧。薄い霧がモヤ。
○Touch
◆鴬の声を 聞きつる あしたより 春の心に なりにけるかも(良寛)
@林間の小道、春が来たんだなあ。体の調子も良くなってきた。どこかウキウキ気分。
*春の心というword がいいね。自然に頼らざるを得ない生活だから自然の動きに敏感。生活要務ー水汲み・薪拾い・食糧集め・托鉢…。
◆ねころんで 書よむ人や 春の草
@春風そよ吹く一面の菜の花畑、野原に居るは自分だけ。
*「畦道」を思い出す。
2月21日Thu(19)
緑と黄葉のグラデーションの中を自転車を走らせる人、
晴。大陸からの高気圧、7-15℃、3月下旬並みの陽気。北に低気圧、風が出そう。午後になって収まる。
○Idea
◆コンビニの終夜営業強制。24時間は必要ない◆米韓は直接選挙でボピュリズムを生んだ。日本は間接選挙で独善を生んだ。中国は非選挙で独裁を生んだ。政治なんてロクなもんじゃない◆My Favorit:絵画のような蕪村、生き方としての良寛◆大阪の中東試合敗退因は心の折れ、あのドイツコーチをクビなしたから、スポンサーの圧力?スポーツ選手も資本のマスコットか◆食う=ヒマゴにキキコワい。ヒジキ・豆・胡麻・キクラゲ・切干大根・昆布・ワカメ◆折り畳みスマホに興味あり◆「一月一日」(荷風)父を憎む、偏屈人生解明のヒント。
○Touch
◆霞立つ ながき春日を 子供らと 手毬つきつつ この日暮らしつ(良寛)
@このうらうらした春日に私も子どもの心に返って楽しもう。
*喜び、寂しがり、楽しんだ。40歳を過ぎた良寛さんは、人生の後半を自分の感情に正直に生きた。見習おうじゃないか。
◆すみずみに のこる寒さや うめの花(蕪村)
@キリッとした早春が実に気分の好いことだなあ。
*梅の咲くこの時期、気温は10度前後。一方、桜の咲く4月は20度近く、腐敗臭の感覚も。
2月20日Wed(19)
内緒話。靑が美しい。
晴。低気圧去り、太平洋の春の高気圧の天下。昨日の暖かい空気が残る。5-18℃。4月上旬の陽気。夕方から風が出やや寒くなる。
○Touch
◆何故に 家を出でしと 折ふしは 心に愧じよ 墨染の袖(良寛)
@覚悟して出家したはずなのに迷いが断ち切れない、欲界から逃れることができない。どうしようもないクズど、オレは。
*正直な人だ、自分の弱みを隠さない、人々はそこに、クヨクヨしていいんだ、こんな己にと安心する。結局は彼は浮世に戻る、経文には解決の道はなかった「いざわれも憂き世の中に交じりなむ去年の古巣を今日立ち出でて」。
◆青蛙 おのれもペンキ ぬりたてか(芥川竜之介)
@塀のペンキ塗りを見ている青ガエルよ、お前も塗られ立てか。
*彼の句は真面目なものが多い。私にはあまりピンとこないのだが、こんなユーモラスなものもある。
2月19日Tue(19)
曇、時に微雨。陽は無くとも寒さはない、季節は春の実感。低気圧がやってくる。春型の天気図で南から湿った空気が流入。4-11℃。
雨水4土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)。雨水初候。脉は脈とも。にくづき偏(肉の象形)。月偏と同字体。
○Idea
◆栗原雄一郎を心の病と片付けてはならぬ。この毒虫が8年?冗談じゃねえ。罪刑法定主義の歯がゆさ◆"三下"サイコロ博打で3より下は勝ち目がない◆トランプを安倍がノーベル賞に推薦、4月バカか?ご両人とも頭のネジ外れてる◆大阪維新のダブルクロスという打ち手、府市政の私物化と見えるが、大阪人はどうジャッジ?◆誰そかれ時。彼は誰れ時。
○Touch
◆後家の君 たそかれかほの うちは哉(蕪村) @辺りが暗くなり、顔は分からないが、団扇だけがぼうっと浮き上がるこの夕間暮れ、あれは隣の後家さんだ、いい風情だね。
*浮世絵を見ているようだ。
◆時鳥 汝がなく声を なつかしみ この日暮らしつ その山の辺な(良寛)
@いつだったか、聴きほれたこの山の麓、今日は一日、ホトトギスの声の下で過ごそう。
*何もしない、何も考えない。ただ野原に寝転んでボオーとする贅沢な一日だ。
2月18日Mon (19)
晴。浅葱色の春の空。春の高気圧のど真ん中。3-14℃。
○Idea
◆荷風はwhy偏屈に?親と別居、病、受験に失敗…◆辺野古県民投票、反対多数の見込◆「日本人は盗人たけだけしい」韓国よ、それを言っちゃお終いよ。
○Touch
◆新しき 年の始めに かくしこそ 千歳をかねて たのしきをつめ(古今1069)
@年が改まった。嫌なことは忘れて日々を楽しみ永久の幸福を目指そうじゃないか。
*イザナギが禊をして黄泉の国の穢を祓った。私たちの国にあるご破算に願いましては思想。
◆秋風や 酒肆に詩うたふ 漁者樵者(蕪村)「しゅし」「ぎょしゃ」「しょうしゃ」
@場末の居酒屋でなんでもない労働者が歌を唄い酒を酌み交わしている。秋になったことだなあ。
*「秋風よ酒場に歌うあま木こり」と写さず、あえて格調高く漢文調にした。なぜだろう?それはそれとして酒場で酔い歌う庶民の姿を日常の光景を見て秋になったなあ、という詩を歌い上げる感性がすごい。
2月17日Sun(19)
晴、朝方、雲多いがに昼過ぎから快晴に。春型の気圧配置。2-12℃。風なし。
○Idea ◆大戸屋社員の悪ふざけ動画をネット公開、バカにつける薬はない◆青いケシの花。
○Touch
◆冬ごもり 春べを恋ひて 植ゑし木の 実になる時を 片待つ吾ぞ(万1705)
@いい大人がと笑わば笑え、人で無しの幼女愛と言わば言え。ひと目見ただけでオレはあの子の虜、もう逃れることはできない、隠して育て、あの子が娘になるのをひたすら待とう。
*「痴人の愛」か「ロリータ」か。男はどうしようもない生き物だ。
◆さびしいぞ 一人 五本のゆびを開いて 見る(尾崎放哉)
@私は自分に語りかける、「オレは今さびしがってるぞ」。
*俳句というのは、ひとつの自己認知療法だ。