晴れた日は日和下駄履き街歩き

思いつくまま、気の向くまま。

7月2日Tue(19)

雨のち曇。「居座って微動だにせず雨の帯」@南北の闘い。22-27℃。九州で大雨、まさに半夏雨。「不公平だよ神サマは半夏雨」@いつも被害は西日本。


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夏至30半夏生(はんげしょうず)。半夏雨「名にしお負う大雨となり半夏雨」@九州の大雨。「花よりも尚葉っぱが派な手半夏生」@主役は注目されず。 

 

○Idea

◆「白ペンキ君も塗りたて半夏生」@そう見えるらしい。「半夏生れっきとした花もあり」@注目されず。「半夏雨神の国を叩きおり」@梅雨末期の大出水。「幸せか彼我に問う夜半夏雨」@老人の不幸せ顔、装え!。「総ざらい財布の小銭半夏雨」@気持ちが軽くなる。「拾う神もある世の中捨てにゃ早い@失くした財布が出てきた。「災害ばかりされど花鳥風月日本人」@苦しいことは忘れる◆「歯には歯と令和の初愚思い上ぐ」、隣国憎しとの愚策の禁輸◆「火に油枯れ木の醜さ悲惨顔」@日本の老人。

○Touch

◆朝菜つむ 野辺のをとめに 家とへば ぬしだに知らず あとの霞に(下河辺長流)

*どこか万葉調で好感。ユーモラス。詩の良し悪しは差異化=独自性だ。

 

◆まだ僕は 海月の骨を 探してる(金子 敦)

@夢を諦めない。